女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還

太ったおじさんみたいなおばあさんの皮肉とメロドラマに満ちた遺言。

家事ヘルパーさんを2か月で断った理由

 私自身は、過去も、今でもいくつかの条件がそろってしまえば、生活保護を受給する可能性がある人間です。だから、自分だったらどんな支援をしてほしいかと考えた結果が「炎上記事」となってしまったわけですが、弁当を支給してほしいと思った理由をもう一つ書いておきます。

 

 

 前回、教えていただいた考え方に基づくと、私のように家事が難しい人間は家事ヘルパーを頼むという選択になるとおもいます。実際に、私も家事ヘルパーをお願いしたことがあります。私にとっては家事ヘルパーは4つの問題がありました。

 

結論から言うと

1、対人恐怖症で、そもそも家に人が来るのがつらい。

2、ヘルパーさんが来ると寝込めない

3、ヘルパーさんが料理がとても下手だった

4、ヘルパーさんが大きな声でずっとしゃべっている人で、すごく疲れた。

 

です。具体的な内容を書いていきますね。

 

1、対人恐怖でつらい

 私は平常時はとても社交的で人間好きなのですが、一旦うつがでるとひどい対人恐怖が出てしまいます。宅配便も怖くてでられないし、電話にも怖くて出られないくらいです。ですから、そもそも、それくらい調子の悪い時に人が来るのはとってもつらかったんです。

 

2、ヘルパーさんが来ると寝込めない

 ヘルパーさんの説明を受けた時に、「家事ヘルパーは、お手伝いさんではないので、基本的に一緒に作業をしてください。」と言われました。正直、ヘルパーさんを頼まなければいけないほどしんどい時は、起き上がるのもしんどいくらい状態が悪いので、ヘルパーさんがくると起き上がって、ヘルパーさんの相手をしなければいけないというのがとてもつらかったです。一度だけ、どうしても立っていられなくて「横になっていいですか?」と聞いて、横にならせてもらったこともあるのですが、ヘルパーさんに「そうい時もあっていいのよ。できる時は一緒にやればいいんだから。」と言われ、逆に、「本来は一緒にやらなければいけないのに、横になっている自分はルール違反」という気持になって自分を責めてしまったりしていました。そして「いや、起き上がれないから、ヘルパーさんを頼んだつもりだったけど、そういう仕組みじゃなかったんだ。」と思ってしまいました。

 

3、ヘルパーさんが料理が下手だった

 ヘルパーさんは「私、料理は得意なのよー。ありあわせで何でも作るわよー。」と言ってくれたので、一緒に作り始めました。冷蔵庫を見て「よし、マーボー豆腐を作ろう!」と、言ってくれたのですが「え、今、豆板醤もないし、ごま油も、ネギもないし…」と言っていると「ありあわせで作るのよー」と、「はい、豆腐出してー!人参出してー!もやし出してー!ケチャップ出してー!」

 

「え、え、豆腐をケチャップで炒めるの?」

 

 という感じで、玉ねぎと人参ともやしと豆腐をサラダ油とケチャップで炒めたものを作ってくれました。それが斬新すぎて、もう一品は何を作ったのか忘れてしまいましたが、ああ、食事作りがしんどいけど、学校給食とか、ワタミの宅食とか、大手企業などに出入りする380円くらいの仕出し弁当くらいのクオリティの食事はとりたい…と感じてしまったのです。

 

4、ヘルパーさんが騒々しい人だった

 私の当たったヘルパーさんは、性格はいい人だったのですが、とにかく大きな声で良くしゃべる人で、自分の家庭の事情、お財布事情や世論までずーっと話続ける人でした。そして、わりとがさつで物音の大きい人でした。うつ症状まっただ中の私にとっては彼女の声と物音は「がちゃがちゃ」というふうに聞こえて、すごくつらかったです。彼女は私に気を使って私を楽しませようとしてくれたのかもしれませんが、私はその大声がとてもつらかったです。しかも、対人恐怖の真っ最中なので「少し、声のボリュームを抑えてください。」とか、「しんどいのであまり話をしないでほしい。」とヘルパーさんに伝えることができませんでした。対人恐怖状態の私と騒々しいヘルパーさんは抜群に相性が悪かったのです。

 

 そして、ヘルパーさんが来る前日になると、「ああ、明日はヘルパーさんが来る。いやだなぁ。」と、強いストレスを感じるようになってしまい、夫に電話でヘルパーさんを断ってもらうことにしました。

  別の人に変えてもらえば良かったのでは?と思う人もいるかもしれませんが、対人恐怖状態の私にとって、「次にどんな人が来るか分からない。」ということは恐怖でした。

 そして一時期、ワタミの宅食を取ったら、玄関先に置いておいてくれるので、誰にも合わなくて済むし、栄養価も考えてあるし、こんなに便利なサービスはない!と思ったのです。結局、経済的に無理で続けられなくなったのですが。

  ワタミの宅食は貧困層には高価なので、なんとか大量生産で安くできないものかという発想したことから、支給してほしいという発想になってしまったのですが、よくよく考えれば、民間で大量生産して値段を下げることも可能という理屈もあるんだと、あとになって思いつきました。

  みんな炎上した記事にしか興味がないだろうから、ここまで読んでくれる人は少ないだろうけど、私なりに、色んな体験を通して「弁当を支給してほしい。」にたどり着いたということも知ってほしかったなー。と思いました。 

私の中で、もやもやが解決しました。お騒がせしました

前回の記事の件について、私にでも分かる説明をいただいたので載せておきます。

 

コメント

 仮にその話が事実であるとして(事実と見るべき根拠はありませんが)、その男性がギャンブル依存症で金銭管理ができないなら、専門病院で依存症を治療し、なおかつ金銭管理プログラムを受けていただくのが合理的ではないでしょうか。この金銭管理プログラムは各自治体が既に導入しているものです。「金の使い道が分からないなら現物で」というのは、その男性を一生自立させない前提に立った不合理な発想です。なお「寸借詐欺に遭った」「郵便物を盗まれ、無断で開封された」「器物損壊の被害を受けた」など犯罪被害のことは上記の問題とは別の話であり、病院ではなく警察の案件です。故意かどうかは知りませんが、そこを切り分けずごちゃごちゃにして書いているから異論が出てしまうのではないでしょうか。書き直されたようですが、すべての生活保護受給者がこの男性と同じケースであるかのような書き方をしていたのもおかしいと思います。

 

お返事

 分かり安く丁寧な説明をありがとうございます。私が知りたかったことのほとんどを網羅してくれていて感謝の言葉しかありません。
 このように、きちんと説明してもらえると、警察でもっと食い下がればよかったとか、行政に相談に行けばよかったとか思えるのですが、あの時は何も知識がない状態だったので、警察に言われるがまま泣き寝入ってしまいました。
 最初、伝え方が悪くて言いたいことや、聞きたいことが伝わっていないと思って何度も書き直したのですが、やっと答えにたどりつけてうれしいです。
 色々な意見から、私はそもそも大きな勘違いをしていたと気づかされました。それは、私自身も私の周囲も、病気で食事作りに困っている人が多いし、私自身が根っからの貧乏性なので、出来合いの弁当をもらえるなんてとても便利でうれしいことだから、お金の計算ができない人たちも便利でうれしいだろろうという勘違いです。いや、もっと言えば、お金の計算できる層も、弁当が届いたらうれしいのではないかと思っていました。

 私自身はうつ症状で調理ができず、ワタミの宅食を頼んでいた時期があって、便利で助かりました。ただ、できれば3食弁当がほしいくらいだったけど、高くて3食買うのは無理でした。さらに1日1食分買っていただけでも高すぎて続けることができなかったので、とても残念だった経験があります。

 ですから、調理の手間がなく、栄養を考えた食事が大量生産され、公費で支給してもらえるなら、すごくうれしいし、みんな欲しいだろうという前提が無意識のうちにありました。だから、いろいろとかみ合わなかったのかなとも思いました。

 私自身が生活保護を受給する可能性も高いので、自分ならどうしてもらえるのがうれしいかを考えてしまったのです。生活保護の現金支給額では、民間の高価な宅配弁当を1日に3食分たのむのは不可能だと思い、支給がいいと思ったのです。

 

「金の使い道が分からないなら現物で」というのは、その男性を一生自立させない前提に立った不合理な発想です。

 このような、考え方があることも知りもしませんでした。

 ああ、だからコストの安そうな宅配弁当ではなく、家事ヘルパーが提供されるわけね、とか、色んな謎がとけました。ありがとうございます。

 

 病識が無く自傷他害の恐れも無い依存症患者に対して無理矢理治療を行なえば患者の人格権侵害を指摘される可能性も無きにしも非ず。病人が常に治療を欲しているとは限らないですよね。 

 あと、ブコメでいただいた、この説明も分かりやすかったです。

 

 主語がでかい、とか、目的語がでかいって、言われないと気づきませんでした。人の文章だと分かる場合もあるのですが、自分の文章だと気づけないものですね。あと、私には思いついたことをつらつらと書いて脱線する悪い癖があって、生活保護課の知人から聞いた話もいらなかったかもと、今、思いました。でも、あの友人の切なそうな顔が忘れられなくて、ついうっかり書いてしまいました。本当に受給者のことを思っている人でした。

 すべての生活保護受給者がこの男性と同じケースであるかのような書き方をしたつもりはなかったんですけど、一所懸命書き換えて、まだまだ、人様からみたら、うまく切り分けのできていない文章なのでしょうが、これ以上はうまくなおせない気もしますし、記事内容、ブコメ、コメント欄、私の無知を含めて、全てを問題提起として残しておいた方がよいと判断しました。今となっては何を言われても仕方のない文章ですが、どうか、ご容赦を。

 

◆私が弁当支給を希望した、もう一つの理由。