女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還

太ったおじさんみたいなおばあさんの皮肉とメロドラマに満ちた遺言。

しつこいようですが、福祉のチケット制について

 

上記の記事で、当時の状態を書いているのですが、私の精神病が一番重篤だった時に、すごく便利だった福祉のチケットのお話をしたいと思います。

 身近に、そんな人がいないと信じれないかもしれませんが、私のように身寄りもなく一人暮らしだと、誰にも発見されることなく、精神病をこじらせていきます。上記の記事のように、うつ状態から寝込んでしまい、そこから食事をとる機会を失い、衰弱して、立ったり、歩いたりすることさえ、困難になっていくのです。

 私の場合は、よい友人がいて、定期的に(といっても1か月に1回くらいですが)、生存確認の電話や訪問をしてくれて、食べ物を買ってきてくれたので、死にはしませんでしたが、かなり衰弱はしていました。

 立っていることも、歩くことも難しいわけですから、近所のスーパーに食べ物を買いに行けません。そんな状態で、バスに乗って行かなければいけない病院に定期的に通えるはずもありません。通院さえもできず、治療がほどこされず、より悪化するという悪循環でした。

 そこで非常に助かったのが、行政から「外出困難者」へ発行される交通チケット(名称は知らない)です。今も、そのサービスが実施されているかどうかは分かりませんし、うろ覚えなのですが、1年に一回、バスの回数券・電車の回数券・タクシーワンメーター分の回数券などの、いずれかを選んで郵送してもらえるというサービスです。

 私は、立つことも、歩くことも難しいくらいですから、当然バス停までいくのもしんどい。だから、タクシーチケットを選んでいました。もちろん、ワンメーターでは到着できませんが、少しお金を足せば、病院まで行けたので、すごく助かりました。

 私個人としては、当時は、交通チケットのほうがよかったですね。というのも、それがなければ、そもそも(高すぎて)タクシーに乗ろうと思わず、何とか自力でいくことを目指して、いつまでも、いつまでも病院に行けなかったような気がするからです。当時は、お金の心配をしすぎて、1円でも使わないようにと思い詰めていたので、所持金があったとしてもタクシーで病院に行くという選択はしなかったと思います。

 で、今は、もらっていないので、どうかしりませんが、当時は、このサービス、実施している自治体と、していない自治体があったみたいです。じゃあ、実施していない自治体はどうしていたのかというと、特に交通費とかの指定はなく、丸っと手当として「現金支給(一年に一回、数千円)」されてました。引越ししたときに、交通チケットがもらえなくなって残念だなーと思っていたら、新しい自治体では、以前の自治体より少しだけ障害者手当が多くもらえました。つまり、交通費コミコミってことね。自分で使い道を決めていいよっていうことなんだと思う。

 引っ越し後は、現在の夫と暮らし始めていて、無理くりタクシーで病院に連れて行かれるようになったので、チケットでも現金でも、どちらでもうれしかったです。状況が変わると、どっちがいいかは変わりますね。

 と、まあ、こんな具合だったんですけど、イートスタンプで議論されている方たちは、この「交通チケット」と「現金」どちらを推奨するのかなー、と素朴な疑問を持ったので書いてみました。

 豆知識としても、どうぞ-☆

 

 この記事に対する分析をいただきました。すごく納得しました。

 うつを拗らせて希に関節拘縮をおこす方も…身動きすらしなかったんでしょうね。貧困妄想を伴ううつでは現金があっても使おうとは思わないかも。

 

◆交通チケットをもらえる前の状態はこちらの記事にありました。

家事ヘルパーさんを2か月で断った理由

 私自身は、過去も、今でもいくつかの条件がそろってしまえば、生活保護を受給する可能性がある人間です。だから、自分だったらどんな支援をしてほしいかと考えた結果が「炎上記事」となってしまったわけですが、弁当を支給してほしいと思った理由をもう一つ書いておきます。

 

 

 前回、教えていただいた考え方に基づくと、私のように家事が難しい人間は家事ヘルパーを頼むという選択になるとおもいます。実際に、私も家事ヘルパーをお願いしたことがあります。私にとっては家事ヘルパーは4つの問題がありました。

 

結論から言うと

1、対人恐怖症で、そもそも家に人が来るのがつらい。

2、ヘルパーさんが来ると寝込めない

3、ヘルパーさんが料理がとても下手だった

4、ヘルパーさんが大きな声でずっとしゃべっている人で、すごく疲れた。

 

です。具体的な内容を書いていきますね。

 

1、対人恐怖でつらい

 私は平常時はとても社交的で人間好きなのですが、一旦うつがでるとひどい対人恐怖が出てしまいます。宅配便も怖くてでられないし、電話にも怖くて出られないくらいです。ですから、そもそも、それくらい調子の悪い時に人が来るのはとってもつらかったんです。

 

2、ヘルパーさんが来ると寝込めない

 ヘルパーさんの説明を受けた時に、「家事ヘルパーは、お手伝いさんではないので、基本的に一緒に作業をしてください。」と言われました。正直、ヘルパーさんを頼まなければいけないほどしんどい時は、起き上がるのもしんどいくらい状態が悪いので、ヘルパーさんがくると起き上がって、ヘルパーさんの相手をしなければいけないというのがとてもつらかったです。一度だけ、どうしても立っていられなくて「横になっていいですか?」と聞いて、横にならせてもらったこともあるのですが、ヘルパーさんに「そうい時もあっていいのよ。できる時は一緒にやればいいんだから。」と言われ、逆に、「本来は一緒にやらなければいけないのに、横になっている自分はルール違反」という気持になって自分を責めてしまったりしていました。そして「いや、起き上がれないから、ヘルパーさんを頼んだつもりだったけど、そういう仕組みじゃなかったんだ。」と思ってしまいました。

 

3、ヘルパーさんが料理が下手だった

 ヘルパーさんは「私、料理は得意なのよー。ありあわせで何でも作るわよー。」と言ってくれたので、一緒に作り始めました。冷蔵庫を見て「よし、マーボー豆腐を作ろう!」と、言ってくれたのですが「え、今、豆板醤もないし、ごま油も、ネギもないし…」と言っていると「ありあわせで作るのよー」と、「はい、豆腐出してー!人参出してー!もやし出してー!ケチャップ出してー!」

 

「え、え、豆腐をケチャップで炒めるの?」

 

 という感じで、玉ねぎと人参ともやしと豆腐をサラダ油とケチャップで炒めたものを作ってくれました。それが斬新すぎて、もう一品は何を作ったのか忘れてしまいましたが、ああ、食事作りがしんどいけど、学校給食とか、ワタミの宅食とか、大手企業などに出入りする380円くらいの仕出し弁当くらいのクオリティの食事はとりたい…と感じてしまったのです。

 

4、ヘルパーさんが騒々しい人だった

 私の当たったヘルパーさんは、明るくて元気で太っ腹母ちゃんみたいなおばあちゃんだったのですが、とにかく大きな声で良くしゃべる人で、自分の家庭の事情、お財布事情や世論までずーっと話続ける人でした。そして、わりとがさつで物音の大きい人でした。うつ症状まっただ中の私にとっては彼女の声と物音は「がちゃがちゃ」というふうに聞こえて、すごくつらかったです。彼女は私に気を使って私を楽しませようとしてくれたのかもしれませんが、私はその大声がとてもつらかったです。しかも、対人恐怖の真っ最中なので「少し、声のボリュームを抑えてください。」とか、「しんどいのであまり話をしないでほしい。」とヘルパーさんに伝えることができませんでした。対人恐怖状態の私と騒々しいヘルパーさんは抜群に相性が悪かったのです。

 

 そして、ヘルパーさんが来る前日になると、「ああ、明日はヘルパーさんが来る。いやだなぁ。」と、強いストレスを感じるようになってしまい、夫に電話でヘルパーさんを断ってもらうことにしました。

  別の人に変えてもらえば良かったのでは?と思う人もいるかもしれませんが、対人恐怖状態の私にとって、「次にどんな人が来るか分からない。」ということは恐怖でした。

 そして一時期、ワタミの宅食を取ったら、玄関先に置いておいてくれるので、誰にも合わなくて済むし、栄養価も考えてあるし、こんなに便利なサービスはない!と思ったのです。結局、経済的に無理で続けられなくなったのですが。

  ワタミの宅食は貧困層には高価なので、なんとか大量生産で安くできないものかという発想したことから、支給してほしいという発想になってしまったのですが、よくよく考えれば、民間で大量生産して値段を下げることも可能という理屈もあるんだと、あとになって思いつきました。

  みんな炎上した記事にしか興味がないだろうから、ここまで読んでくれる人は少ないだろうけど、私なりに、色んな体験を通して「弁当を支給してほしい。」にたどり着いたということも知ってほしかったなー。と思いました。