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女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還

太ったおじさんみたいなおばあさんの皮肉とメロドラマに満ちた遺言。

電車で化粧をして何が悪い!!!

「電車内で化粧する人が迷惑だと怒る人」の気持ちが全く理解できません。私自身は電車内で化粧したことはありませんが、電車内で化粧しているひとが迷惑だと思ったことは生まれてから、一度もありません。

 

 たとえば、電車の中で大声で話しているおばちゃん団体とか、小さい子供が騒いでいるのに叱らない親なんかがいたら、確かに迷惑なので 「すいません。私、体調が悪いので少し静かにしていただけませんか?」と声をかけるかもしれません。もしくは、(朝のラッシュ時などでなければ)うるさい人のいない車両に移動するかもしれません。

 

 ですが、となりで女性が化粧をしていたとしても、正面で女性が化粧していたとしても、うるさくもないし、不潔でもないし、臭くもないし(匂いのキツイ化粧品もあるという論点をずらすための指摘は受け付けません。)、私自身は何も不愉快だと思うことがありません。

 

 さらに書かせていただくなら、そんなことをしなければいけない女性は、時間やお金や気持ちに余裕がない女性が多いと思います。首都圏では往復通勤時間2~4時間の独身一人暮らしの女子などはざらです。家庭の諸事情で実家には頼れず、自活せざるをえない女子で就職できたのは東京の会社。でも給料は11~15万程度。会社の近くに住もうと思ってもワンルームでも最低7万円程度。経済的に、そんな値段の部屋に住めるわけもなく、交通費が支給されるので会社に死ぬほど遠い郊外のアパートを3~4万円の家賃でかりることに。通勤に時間がかかるので朝は5~6時に家をでて、仕事が片付かなかったら夜の10時~11時まで帰れず。休みの日は、疲労困憊しすぎていて、約束があっても、しんどくてぎりぎりまで寝てしまう。そんな女子が電車で化粧することがそんなに罪なことでしょうか? そんな時間にもお金にも心にも余裕がなく、電車で化粧をするような女性は山のようにいます。通勤電車で化粧するような女性は、むしろ出勤時間までに身支度をきちんとしておかななければという義務感から化粧をしている真面目な女性たちかもしれません。

 

アインシュタインは

「常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクションをいう。」

といっています。

 

 電車で化粧することで、実際に誰かに迷惑がかかっているならやめるべきですが、誰にも迷惑はかかっていないし、それを見ることで気分が悪いというなら見なければいいことです。電車の中は広いし、中吊り広告もたくさんあるから、それを読めばいい。それでもいやなら、化粧している女性がいない車両に移動すればいい。ちょっとでも、一瞬でも電車で化粧をしている女性をみたくないというなら、電車に乗らなければいい。

 

 飛行機での長距離移動の場合などは機内で寝ることが前提なので、化粧を落として眠り、降りる前に座席で化粧をして降りる女性が多くいます。人前で座席で化粧をするという点では、電車の中でのそれと同じですが、飛行機の中で化粧をしてる女性が迷惑だという意見はあまり聞きません。それほど、人前で化粧することが迷惑かどうかという基準はあやふやで、それぞれの価値観でOKだったり、アウトだったりするのです。

 

 たとえば、お金持ちの女社長が時間がないからと、運転手つきの車の中で化粧をしたら非難されるのでしょうか。誰にも見られていないだけで、移動中に化粧をしているという点では同じです。「常識」という言葉を振りかざすのであれば、忙しく働く女性が移動中に化粧をするなんていうことは、それこそ現代の常識です。同じように、移動中に化粧をしても金持ちは人に見られないからOKで、貧乏人は電車に乗らざるをえないから人に見られるからダメというのは、どうも納得ができません。

 

 電車の中での化粧はだめで、公衆トイレでの化粧はOKという人ももいますが、「他人が人前で化粧をしているという光景」という点では一緒なのに場所が変わるだけで、だめだったりOKだったりする理由もわかりません。むしろ、駅のトイレだと手洗い場に鏡があることが多いので、ずっと化粧で占領されたら手が洗えなくて迷惑です。だから、トイレで化粧されるくらいなら電車で化粧してもらった方が迷惑ではありません。

 

 「電車で化粧をするな。」などということは、「働いても働いても貧乏だという経験をしたことがない。」「経済的に誰か(夫・親・親族など)に頼ることができる。」「親の建てた家に住むことができている。」などの理由で、社会的弱者の立場や気持ちが理解できないない人の、思いやりのない意見だと思います。

 

 偏見を取り除き、客観的に冷静に分析した時に「電車で化粧する。」ということが誰にも迷惑をかけないということは誰にでもわかる事実です。 これは「電車で化粧をしている人」が問題なのではなく、「電車で化粧をしている女性を見ると腹が立つ人」の考え方や心の問題だと思います。「電車で化粧している女性」が通勤や激務で疲労困憊しているのと同様に、「電車で化粧をしている女性を見て腹が立つ人」も毎日の激務や、想像を絶する朝・夕の通勤ラッシュなどでボロボロになってイライラしやすくなっているという点は、私も同情に値すると思います。

 

 ですが、こんな、なんでもないことで「人が自分の思い込みどおりに行動してくれない。」という理由でいちいち怒っていたら、自分自身も辛いのではないかと心配になってしまいます。また、この程度のことで目くじらを立てる人は、自分自身が親からうわべの行動ばかり非難されるようなしつけを受けた人が多いのではないかと思います。なぜそういう行動をとったのか腰をすえてゆっくり穏やかに聞いてもらった経験が少なく、さみしい思いをした人が多いのではないかと思えるのです。自分自身が起こってしまったことの結果だけを見て非難されるような幼少時代を送っていたら、他人に対して寛容な大人になれるわけがありません。 つづく 

 

blog.lalamiamor.net

まあ。ツッコミどころ満載の記事なので皆で盛り上がってねー☆