読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還

太ったおじさんみたいなおばあさんの皮肉とメロドラマに満ちた遺言。

電車で化粧をして何が悪い【2】

 実は、私の女友達にも電車の中で化粧をする女性が嫌いな人がいます。ですが、彼女は「電車で化粧をする女性」が嫌いなだけで、迷惑だとは言いませんし思ってもいないでしょう。

その友人は賢いので

 

「私は、電車の中で化粧するのはみっとないから絶対ダメって親に厳しくしつけられたから、電車の中で化粧する人が苦手なんだよね~。」


と、自分自信が「電車の中で化粧する女性。」が苦手(嫌い)なだけで、そういった女性が世間一般に誰かに迷惑をかけているわけではないということを、ちゃんと分かっています。

 

ですから、私が前記事で書いたように、お金や時間や心にゆとりのないビンボーOLなどは、電車で化粧をしなければいけない過酷な状況にあるという話をすると、

 

「そっか、みんな色んな事情があって大変なんだね~。私は恵まれてるほうだね~。でも、やっ ぱり電車で化粧する人を見るのは苦手だな~^^;」

 

という程度の話で、迷惑だと騒ぎたてたり、電車の中で化粧をしている人にわざわざ注意したりはしません。

 

 実は、この記事を書いているのはずいぶん前に5時に夢中(東京MX)で、とある男性と妻が電車で化粧をしている女性に対して「電車で化粧をされると迷惑だからやめろ。」と因縁をつけてからんだという話を聞いたからです。

 

 この世間知らずな夫婦は、現代の(特に、若い)女性がどんなに過酷な生活を強いられているかに思いを寄せることもせず、

「電車で化粧をすることは誰にとっても迷惑で、みんなが迷惑してるからやめるべきだ。」

 

という勝手な思い込みで、まるで自分たちがその車両全員の人を迷惑女から救ってやるくらいの英雄気取りで注意をしたようです。

 

ですが、私がもしその現場にいたら、

 

「私は、さっきからその女性が化粧している目の間に座っていますが、何も具体的に迷惑や被害を受けていません。あなた方にとって具体的にどんな迷惑や被害があったのか教えていただけますか?」


と、その夫婦に聞いてしまうかもしれない。

 

 その車両の中で、その女性が化粧をしている姿が見える人はせいぜい10~15人程度。そもそも、それ以外の人はその女性から離れていて視界に入らないので迷惑がかかるということはありえない。彼女が視界に入っている乗客も頭の向きをちょっと変えれば「化粧ををしている女性」を見ないですむ。彼女が視界に入ってしまう10~15人の乗客に、「この女性が電車の中で化粧をすることで、あなたに何か具体的な迷惑や被害がありましたか?」と尋ねたとしても、「特に何の被害も受けていません。」と答える人がほとんどでしょう。

 

 最初の私の友人の話にもどりますが、「電車の中で化粧をする女性が人様に迷惑をかける。」という事実はもともと存在せず、個々人の世代、風習、しつけなどで身に着けた偏見で「電車の中で化粧する女性に嫌悪感を持つか、気にならないか。」を決めているにすぎないのです。ですから、上記の友人のように「嫌いだけど、人様に迷惑をかけているわけではないから。」と見ないようにするとか、見えない場所にいくことが正解だと私は思います。

 

 この問題は、「電車の中で化粧をする女性が嫌い。」と感じる心を持った人たちが、自分自身の偏見のせいで勝手に不愉快になっているだけにもかかわらず、「化粧をしている女性のせいで自分が不愉快な思いをさせられている。」と、被害妄想を持ち、自分の不愉快さは相手のせいであると考える傲慢さから始まっています。

 

 「電車の中で化粧をする女性=たまねぎ」とします。外食する際に、世の中のほとんどの人は色々な料理にたまねぎが入っていたとしても、特に気にはしません。ですが、タマネギ嫌いの人は、料理にちょっとでもタマネギが入っていると食べられません。ですから、最初からタマネギの入っている料理は頼まないでしょうし、タマネギが入っているか聞いたり、タマネギを抜いてもらったりと工夫をするでしょう。上記の夫婦は「自分たちはタマネギが嫌いだから、タマネギは悪だ、世の中に存在するべきではない。」と思い込んでいるにすぎないのです。だから必死に「玉ねぎは悪なのに、なぜこんになタマネギを使う飲食店が多いんだ!!二度とタマネギを使わないよう説教してやる。」と言っているのと同じです。自分の好みで全てを判断しているのです。

 

 電車の中で化粧をする女性は今やたまねぎくらい一般的なうえに、それが迷惑などと思っている人の方のほうが少数派だと思います。「女性が電車の中で化粧するなんて見苦しい。」と思う人がいることには何の問題もないと思いますし、その人なりの考え方を持っていればいいことだと思います。

 

 ただ、最近の風潮として「自分と考えの違うことをする人は悪で、攻撃されても仕方がないのだ。」というモンスターな考えを正当化する人にはどうしても納得ができません。お互いの考えを尊重して、お互いが少しずつ譲り合って、穏やかに問題を解決できる能力は日本人特有の才能だと誇りに思って生きてきました。年配の人が偏見で若い女の子を攻撃するようになってしまったら、若い子はどんな大人をお手本にして、どんな大人を目標にして成長してゆけばいいのでしょうか。

増田に完全に釣られたワタクシ。。

こんな記事をネットで拾いました。http://blogs.yahoo.co.jp/muratamotoi/9967292.html

 

koenjilala.hatenablog.com

高円寺ららぁ