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女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還

太ったおじさんみたいなおばあさんの皮肉とメロドラマに満ちた遺言。

男の一途な恋に目を伏せた日のこと

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ある男友達Kと遊んでいるときに

「自己実現欲って、かなり難易度の高い欲望だよね。」と Kがつぶやきました。 その時、その言葉が私に対して発せられた言葉とは気づかなかったけど、 今となっては私に言った言葉だったんだろうと思う。

 

Kとは恋もセ◯クスもしてない純粋なお友達なので、 本音で腹を割って、話しをできるお友達。 私は、本当に、言葉の裏とか、空気とかを読めないアホな人なんでね、 「(ららは男性に対して)ちょっと、ワガママなんじゃないの?」と、 言葉を選んで、言えるギリギリのところで言ってくれた 「忠告」の言葉だったのかもしれません。ありがたいことです。

 

別の男友達Nに聞いたところによると、ある時、Nと、Kとその彼女の3人で、 レジャーランドに遊びにいったことがあるそうです。 その時に、その彼女はKと少し、距離をとって離れて歩くのだそうです。 一歩さがって、彼と距離を取って歩くのだそう。遠距離恋愛で1年に 数回しか会えない二人でしたから、もっとベタベタしてもおかしくないのに、 もっと、ルンルンしてもおかしくないのに、 不思議だったとNは言っていました。

 

そして、その二人は彼女のほうが耐えられなくなって別れたのだそう。 のちにKに詳しく話を聞くと、すごく長い話だったんですけど、 「心さえ、そばにいれば、それでいいんだと思ってた。」 といったような内容の話をしてくれました。 Kは、心の浮気も体の浮気もするようなタイプではないので 本当に一途に彼女を愛していました。 Kと、その彼女が「体の浮気」をできるような二人だったら、 一生、添い遂げるくらいの相手だったのかもしれません。

 

「家政婦じゃないんだから、料理なんかしなくていい。なんて、言ってしまったけど、今となっては、僕のために料理を作りたかったのかもしれない。」「僕は、彼女のことが好きで、そう言ったつもりだったんだけど、彼女のことを何も分かっていなかったのかもしれない。」 とも、言っていました。

 

私も、どっちかというと内面が男(=おっさん)なので 本当に惚れ込んだ男性に対しては、甘えすぎてデリカシーがなくて 鈍感になってしまうタイプだから、 Kの一途さに、目を伏せるばかりでした。

 

人ごとだと冷静なコンピューターが、ちゃんと作動するんだけど、 自分の恋となるとフリーズしちゃう。 Kも、人のやることには的確な意見が言えるし、的確に動けるのに、 いざ、自分の恋となると、うまく回せなくて、ボロボロになってしまう。 男は女よりも純粋に恋をするのだと、Kに教えてもらった 遠く、なつかしい、居酒屋での出来事です。