読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還

太ったおじさんみたいなおばあさんの皮肉とメロドラマに満ちた遺言。

「死」を前に、お金など何の意味もない

精神病闘病記

f:id:koenjilala:20150618072459g:plain

 

 

過去に、一人暮らしで一人で勝手に死にかけていたと書いたが、

夫が、「死にかけるってどういうのー?」 と聞いてきたのでおしえてあげた。

 

具合が悪くて1週間、起きれないじゃん?一人暮らしで起きれないと、

ご飯を作れないし、買い物にも行けないじゃん?食べれないじゃん?

もう1週間寝込むじゃん?ご飯食べれないじゃん?

んで、3週間目も寝込むじゃん?3週間、ごはん食べれないじゃん?

これ、繰り返すと、衰弱して立てなくなるんだよ~~(大爆笑!!)

で、親友の江川からが生存確認の電話がかかってくんのーー。

でも、衰弱してると起き上がれないから、 電話のとこまで行けないの~~(大爆笑)

そうするとさあ、江川がさぁ心配して家にきてくれるの、

そんとき一人暮らしだし、盗まれるものもないから 玄関の鍵かけてなかったから、

勝手にあがってきて、 「何、買ってきてほしい。。(あー、めんどくさー。)」 って、

買ってきてくれんの~~~(大爆笑!!) もちろんお金は払うよ~。

だって、お金はあったんだも~ん。

 

あのさー、人間ってさ、お金があっても、立てないと 食べ物を買いにいけないんだよーーー(大爆笑)

ウケるーー(爆笑)ちなみに、お金があっても衰弱して立てないと 病院には行けないからねーーー(大爆笑)

ついでに、買い物ができても、力が出なさすぎて 大根とか重いものは持てないからねーーー(爆笑)

 

ちなみに、当時の血圧は上が50,下が30。

看護師の友達に、この血圧を話したら、

「え、その血圧って立ってられないんじゃない?」と言われたので

「うん、立てなかったよ。」と答えた。

まあ、立ち上がれたとしても一瞬で気を失うのだ。

食べていないので栄養が足らなさすぎて、立った瞬間に脳貧血で倒れるのだ。

家でも、外でもウン十回倒れた。家で倒れるぶんは、自分しか気づかんが、

外で倒れると救急車を呼ばれてしまうのだ。

ので、救急車の常連だった。

 

や、今日は立てた!っていう日にも、まれにあってさぁ、

よし!食べ物買いに行くぞ!って行くんだけどぉ~

歩いて一分のスーパーに行く途中の道とかぁ~、

スーパーで買物をしてる時とかに倒れちゃうのーーー(大爆笑)

んで、救急車がきて病院に連れてかれちゃうから、

結局、食べ物が買えないのーーウケるーー(大爆笑)

でさぁ、衰弱ってさぁ、癌とかの病気じゃないじゃん?

病名がつかないないからぁ~ 入院なんかさせてくれないのぉ~、

入院費なんか全然あったけどね~(爆笑)

入院なんてさぁ~、重病の人が優先じゃぁ~ん?

だから、いつまでたっても元気にならないのぉーー 超ウケるーーー(爆笑)

 

おもしろいのは、とある日、私の隣の隣に住んでいる独居老人さんが

「昨日、あなた、救急車で運ばれて家に帰ってきたけど、大丈夫。」と聞いてきた。

「え、私がですか?」「え、覚えてないの?」

や、倒れるときも倒れたあとも記憶がないのはいつものことなのだが、

救急車って倒れた人を普通は「病院」に運ぶんですよね。

だけど、私は常連すぎて「どうせ、また脳貧血だろう。」と

「家(居住しているアパート)」に運ばれたらしいのだ。

救急車って倒れた人を「病院」に運ばないんだよ~~、超ウケる~(爆笑)

もう、そろそろ死なんと、税金(救急車)使いすぎだなーと本気で思ったよ~

ちなみに、この隣の隣の独居老人さんは、そのお部屋で「孤独死」なさった。

ドアの前にはスーパーで買ったと思われる仏壇用の花と、カップ酒が置かれていた。

そして、その後、大家さん夫妻がバタバタと荷物を片付け、掃除をしていた。

 

まあ、そんな感じで、私の孤独死寸前の模様を夫に解説していたら

悲惨すぎて、笑いが止まらなくなった。(_≧Д≦)ノ彡☆ばんばん

 

夫は若すぎて、事の重大さが分からず、私と一緒になってゲラゲラ笑っていた。

同世代の男なら、泣いたかもしれんが、そんなことされたら自分がみじめになるから

若くて、ものの分からん男で良かった。

これらの話は、20歳後半から30歳後半までの話ね。

おそらく人は80歳を超えたら、

これくらいの肉体能力まで下がると思われるので 予行演習ができてよかった。

80歳以上生きればね。。

 

ちなみに、今は外で短時間のパートくらいならできる程度に 元気になった。

(やってないけどね。)たぶん、結婚して 夫に世話してもらってるからだとおもう。

一生結婚しないだろうと思っていた私が、40歳をとうに過ぎて結婚してみて思ったこと。

それは、 結婚とは孤独死を予防するための「保険」であり、私の場合は

ちょー若い夫(10歳以上年下)から 「個人介護」を受けられる非常に安心なシステムだということ。

40過ぎたら、稼げる男より「嫁の病気が治る病院がないか?」 「嫁を入院させてくれる病院はないのか?」と、

役所に相談しに行ってくれたり、 自分の乗っている車いすを押してくれたり、自分のおむつを換えてくれる男に限る。と思う。

いや、冗談ではなく本気でね。

 

 ■お金より、動く体だ

寝たきりの生活は「食べてor点滴して」「寝て」「う◯こして」ただ、これだけ。 自分が生きている価値も、意味も感じることなどできない。 自分が生きている「意味」はなんなのか?と、悩むことすらできない。 そもそも、意識不明の時間が長いので、考えない。そしてたまに目が覚めたら、 天井の木目を眺めながら、「このまま、死なせてくれ…」と祈る。ただ、それだけだ。 「尊厳死」とは、そういうことだ。だから、死にかけたことのない人が とやかく言わんでほしい。そして、自分に「生きている意味があるのか?」とか その他もろもろで悩めるだけのエネルギーの残っている人には生きてほしい。

 

■最後に、夫からの質問

「じゃあ、ららちゃんは俺と結婚したことで孤独死しなくてすんだのぉ?」 と聞かれたので、 「そうだよ~。結婚してくれてありがとね~。」と言っておいた。 うっかりした夫は、ものごとを深刻に考えないので私の「いやし」であり「救い」だ。

 でも、もともと私は独身主義者なので別居や離婚をしないという保証はないというオチ。