女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還

太ったおじさんみたいなおばあさんの皮肉とメロドラマに満ちた遺言。

精神病になったから生き残った私

ここ2~3年、自分には向いていないから「絶対にやりたくない」
と思っていたこと2つに手を出してしまいました。

 

「結婚」と「株」です。

 

病んでいなかったら絶対にやらなかったことであろうけど
病んでいたからこそ、やってしまったという感じです。

 

もともと、婚姻という契約で家父長制の「家」という組織に入ることに

抵抗がありましたし、私自身、天涯孤独で血縁のいない苦しさも気楽さも

知ってしまっていました。20年も一人暮らしをしてしまうと一人の気楽さが

勝っしまって、相手の「家」=家族・親族のトラブルに巻き込まれるのは

面倒だと考えるようになっていたのです。家事、子育て、介護、遺産相続問題、

など、親族間の面倒な揉め事の話は、もうすでに耳年増になってしまっていたから。

 

株は単純に病みすぎて、お金が足らなさすぎて手をだしたんですね。

私はケチなので「一円も損するのいや。」っていうタイプ。

だからギャンブル的なことは苦手を通り越して嫌いなんです。

それは今でも。だけど、本当にこの先どうやって暮らしていくんだ。。って

思っていた時に、たまたま、

「安倍さん今回2回めだから本気ですよ。株を買ったほうがいいですよ。」

と、その当時の職場の人に熱く語られて、うっかり始めちゃったんですよねー。

NISAも始まり、庶民の株式運用はちょっと追い風気味だったので助かりました。

 

これは私個人の考え方ですが、日本は働けなくなったり、

逆に仕事が激務すぎてボロボロになった時に、「恥の文化」が強すぎて

美徳のために命を落とす人も少なくないのではないかと思います。

「美徳」のために誰にも頼らず、自分の激務から逃げ出しもせず

耐えられる人はどこまでも耐えて、そのまま死ねればいいのですが

生命の神秘というのは不思議なもので、体や心に負荷がかかりすぎて

心や体にブレーキをかけるために

「生きろ!!生きるんだ!!」という力が働いて

生き残るために精神病になるのではないかとさえ思えるのです。

そこで、精神力が強すぎで堪え切れちゃう人は、

早死しちゃう気がするの。精神力でゴリ押し突破する人達はね。

 

私の場合は、精神病で真っ先にダメになったのは
「食事量のコントロール=摂食障害(過食症・拒食症)」
「味覚減退=味覚障害」
「寝付けない、眠りが浅い、早朝(3時くらいに)目が覚める=睡眠障害」
「片付けができなくなる=容積が分からなくなる的な?」
「情緒不安定=情緒不安定性人格障害」
「親からの虐待が受け入れられなくてもう一つの人格ができた
 =人格乖離(じんかくかいり)=多重人格」といった
感覚の低下、あるいは麻痺でした。

 

自分自身がひどい精神病になって、また社会復帰を目指そうとしている今、

「生きろ!」という、何か大いなる力が働いたとしか感じられないのです。

精神病が重症化せず、うっかり若い男と暮らさず、

うっかり株も始めなければ私の命や生活がどうなっていたのだろうと思うと…

 

そして、その若い男が、のちに私の命を救うこととなった
優秀な医師の元へ連れて行かなかったら?と。

 

なぜ、天は、運命は、私に生きろと計らうのか?
「やっと死ねる」と思っても、なぜ死なせてもらえないのか?

 

私はきっと何かを課せられているのでしょう。
そして今、私は書くことでしかそれを担えないと感じているのです。

 

いいえ、私は単純に人間が中途半端だから、
こんなことになっているのでしょう。

 

中途半端な人間なら、中途半端なりに全エネルギーを放出して

生きてゆこうと思います。

救ってもらった命だから。

私は、今後ずっと、このサバイバーズギルトをまぎらわすために

生きることになるんだろな。。という気がしています。