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女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還

太ったおじさんみたいなおばあさんの皮肉とメロドラマに満ちた遺言。

別れようと思って、別れられるくらいなら【2】

不倫をしている女性たちへ フェミニズム・ジェンダー

実際に彼は2Kのアパートを借りていて、
その子供を生んだ女性の1Kの家に転がりこんでいたのです。

 

そしてRは
「あの女は好きじゃない、あの女には借金がある。

子供ができたから一緒にいるだけ。」

そんな、どこにでもいそうなフツーの典型的な不倫男でした。

私は、それまで、正直な男性にしか会ったことがなかったので

 


そんな嘘つきな男が、世の中に存在していることすら、知らなかったのです。
私は間抜けだから、さすがに間抜けな人をだますなんて、よっぽど虚言癖ですね。

 

でも、そのときは恋に夢中になってしまったあとだったから、
相手の女性が賢くない女性で、彼は本当に子供のために、その女性といるのだと
思っていました。いえ、そう思いたかったのです。

別れようと思って、別れられるくらいなら、

恋になんて落ちないんだと思う。

 

ですが、本当に偶然に、ありえないほど偶然に、

RとRの内縁の妻とばったり会ってしまったのです。

その場は、じろじろ見て通り過ぎましたが、

私がじろじろ見ていることは当然、Rも気づいていて、


「なんで、あんなにじろじろ見ていたんだ?ららとの関係がばれるだろ!」
と、すごい剣幕で怒りに来たのです。私の家に。今の私なら、その場で
「お引き取りください。二度とお越しのないように。」と、伝えたでしょう。

 

ですが、そのときの私は病んでいた、生活苦で。
だから、なんとなくRの無茶苦茶ないいがかりに屈して、落ち込んだ。
でも、納得がいかなくて、Rの内縁の妻とだけ、話をすることになった。

 

内縁の妻は、危ないところからすごい金額のお金を借りていて、

それを私にあっという間に話してしまうくらい、

すなおで、社会の仕組みを知らない女性でした。


本当に賢くない女性でした。でも、かわいらしい、にくめない女性でした。

(ああ、彼は、こういうふわっとした女性も好きなんだ。。。)
と、また、落ち込みました。

 

そして、彼女はすなおであるがゆえに
「Rはあなたのことを、頭がおかしいといっていたよ。」と、

私にゲロってくれました。

 

そう、私の精神病の悪口を言っていたのです。でも、それは事実です。
頭がおかしかったのは事実。それが精神病ですから。
でも、私から言わせれば、
(Rは、あなたのことを頭が悪いって言ってたけどねーー。)
っていう、お話だったのです。彼女にそれを伝えたかどうかは忘れた。
言ったかもしれないし、言ってないかもしれない。

 

あと、彼が収入に見合わないブランド品ばかり買う、

と言うこともゲロってくれました。

(そういう人だったんだ。。。)と、思いました。


なぜ、そんなふうになるまで気が付かなかったのかと言えば、
私が病んで判断力がなくなっていたということと、彼の演技、もっといえば
「虚言壁」が、あまりにも完璧に近かったから。
その、演技にだまされていたのです。

 

私は、何だか、彼女に申し訳ない気分になって、ちょっと待ってて、
と10万円を銀行から下ろし、封筒に入れて彼女に渡しました。
中身をみて、彼女は
「ありがとう、かならず返すね。」と、

平気で、できもしないことをいう女性でした。

 

私も、そのお金は自分への罰金として彼女にあげたので、
返してもらおうなんて思ってなくて、本当にあげちゃったの。
だって、私は彼との関係を彼女にゲロッちゃた。
そーーっと、別れときゃよかったのに、内縁の妻と話をしてしまった。

 

だって、自分の血を引いた子供が2人もいるのに「入籍」してないって、
よっぽど結婚したくないんだっておもうじゃないですか?
病んでいた私には、絶好のエサでした。

 

あるいは、Rとの間にいる2人の子供と、
前夫との子供のために使ってほしいと、祈っていました。
ですが、密告者Mから、彼女がそのお金をパッっと使ってしまったと
聞いてしまったのです。

 

もう、ここまで知ってしまうと、落ち込みさえしません。
当然 、「好き」より、 「怒り」 が大きくなって、別れを告げました。

 

かれは、それからも何度か私のアパートにやってきては、
私の部屋をノックしました。私は、それまでかけていなかった玄関の鍵を
閉める習慣をつけ、彼が来ても
「帰ってください。」と、言うようになりました。
それでも、しつこくノックしてくるので、
「警察を呼ぶよ?」と、言いました。
そうしたら、
「呼ぶなら、呼べば?」と、開きなおりました。

 

Rは、どう言えば分かってくれるのか?私は悩みました。
そして…つづく