女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還

太ったおじさんみたいなおばあさんの皮肉とメロドラマに満ちた遺言。

私の場合は育児放棄と摂食障害が関係していると思う

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ただいま、愛知にきています。

 

過食症があまり、かんばしくなく、夢遊病過食で体重が12キロも増えてしまいました。何かストレスがあるのかと言われれば、正直、これがストレスだと限定出来る事柄はないです。

 

ただ、夢遊病過食が止まらないのです。

 

だから、いつもお世話になっている愛知の施設で、すこし、保養することにしました。ここはとても自然に恵まれた地域で、空気も水もとてもきれい。

 

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しかも、ちょっとやそっとで、食べ物を買いにいけないくらいの田舎なので、夜に食べない習慣をつけようと、やってきました。

 

私は若いころ、ボーイフレンドに「ららは、食べることに関してだけは卑(いや)しいな。」と言われたことがあります。25年前に聞いた、その言葉を、私は、未だに忘れることができないのです。

 

 私が小さいころ、私の家には、いつも食べ物がありませんでした。お肉も野菜もお米も何もありませんでした。家族と、食事をしたとう記憶がいっさいありません。親に食事を食べさせてもらったという記憶も。いわゆる育児放棄=ネグレクトです。最近のニュースでネグレクトで子供たちが死んだという話がある度に、死んだ子供は最後の最後のほうはジャムやマヨネーズを舐めていたという話があります。私も、家に食べるものがなくて、ジャムやマヨネーズを舐めていたクチです。

 

私が子供の頃には児童相談所などは、親がいない子供を保護するもので、親がいる子供は育児放棄だろうが、ヒドイ暴力を受けていようが、保護されるということはありませんでした。誰かが通報してくれるということもありませんでした。親がいるだけ、まだマシという考えだったのと思います。

 

たまに、5歳で離別した母親が、暴力を振るう父親の目を盗んで、学校に食べ物やお金を持ってきてくれました。それを自宅に持って帰ると「お前、まさか母親に会ってるんじゃないだろうな!あの女はお前を捨てた女だぞ!」と、何故か私がボコボコに殴られました。

 

そして、その母親が父親に見つからないように、こっそりと届けてくれた食料を父親が食べてしまうのです。父親は無職ですから食料を買うお金はありません。当然、私の食べるぶんはなくなります。

 

そうなってくると、生存競争です。父親との食べ物の取り合い。母がくれた食料を冷蔵庫などに入れておこうものなら、父親に食べられてしまうので、食べ物は人に取られる前に、ぜんぶ自分で食べてしまって、胃袋の中に保存してしまうという習性がついてしまったのです。

 

小学校の頃は、食べてなさすぎて、血糖値が下がりすぎてフラフラになりながら、スーパーに人には言えないような方法でキャラメルや板チョコを入手しに行きました。何日も食べていないので、スーパーにたどり着く前に、よく倒れなかったものだと思います。

 

そして、いくら、食べるものがなかったとはいえ、あのスーパーには申し訳ないことをしたと、未だに涙がでます。もう、あの土地には25年くらい行っていないし、思い出すのが怖くて、とても行くことはできません。一般の人達が「故郷」と呼ぶ場所は、私にとっては、お腹が減りすぎて、人には言えない方法で食べ物を手に入れなければいけなかった地獄の場所。

 

食べ物を、残しておいたら、誰かに取られてしまうという怨念や呪縛は、それから何十年も私の「食」に呪いをかけました。一人暮らしの時も、2日分と思って買ってきた食料を冷蔵庫の中に入れておくことができず、脅迫観念に駆られて全部食べてしまう。冷蔵庫が空でないと安心できない。そんな呪縛は、つい最近までありました。

 

いま現在も、ダイエットだと思って食事を少なめに摂っていると、子供時代の食べ物への恨みのようなものが、怨念となって、「夢遊病過食」がでてしまうような気がするのです。(夢遊病過食については下記参照)