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女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還

太ったおじさんみたいなおばあさんの皮肉とメロドラマに満ちた遺言。

さよならの歌と、天涯孤独への郷愁

ゴダイゴの銀河鉄道999の歌詞

「別れも愛の一つだと」という歌詞も大好きだけど、

この、SAYONARAの歌詞も昔から大好き。

 

お互いに別れを前提とした関係だったり、

お互いの成長の度合いや、方向性が変わってしまったり、

もともと、一緒にいられる立場でなかったり、

男女の愛情に限らす、友情だって、家族だって同じ。

どんな関係性でも、ずっと、いっしょにいられるわけじゃない。

 

だけど、たまに、この人はずっと私の傍らにいてくれるんじゃないかと

勘違いしてしまったこともあった。

それも、面白い体験だった。

 

私の場合は、さよならを言えなかった人がおおかった。

私がマヌケだから、大切におもっていたひとたちに

さよならも言わないまま、ふわふわーっと

糸の切れた凧のように飛んでいってしまった。

また、いつでも会えるって、安易に考えていた。

 

私が夫をやしなっていたところから、

夫が再起し、働き始めるところまでたどり着いたとき

私はこの曲をよく聞いた。

 

夫は、もう大人になったのだから、もう一緒にはいられないって

本気で考えていた。

 

夫は、今は、いい人になった。なのに、

人と暮らすという、たったそれだけのことが

むずがゆく、居心地がわるい私は、

天涯孤独の身に慣れすぎた。

別れることに慣れすぎた。

一人でいることを選びすぎた。

 

たった一人で寝たきりになり、天井の木目を見つめながら

孤独死を待っていた、あの頃が、なつかしい。

これからも「生きる」という苦行が続くのかとおもうと

ちょっとやるせない気がする。

 

それが今日の私の心境。