女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還

太ったおじさんみたいなおばあさんの皮肉とメロドラマに満ちた遺言。

とにかく、ゆこう

たとえば、就職先が決まっている学生や、

サラリーマンの人たちは、先が見えるのが怖いって

このまま行けば、こうなって、こうなって、こうなるだろうって

わかるから、怖いって言うのね。

もっと、冒険をしてみたかった、みたいなことなのかな?

 

だけど、私みたいに何をどうしたいとかはっきりした目標や目的もなく

ただ、ボンクラに、ついてみたい仕事について、

行ってみたい外国に住んでって、やってるうちに

さきのことなんて何にも見えない人生になっちゃって

ひどい精神病になっちゃって、っていうのも

怖いは怖いよね。

 

天涯孤独の身で、たったひとりでオンボロアパートで

精神病で寝たきりになって死にかけていた私。

 

ネットで知り合った若いツバメと一緒に暮らし始めたら、

なんかわかんないけど、その人が夫になってくれて、

死に損なった中年のデブのおばさん。それが私。

人生、何が起こるかわからないね。

 

先のことを考えたところで、どうなるもんでもないって

分かっているから、考えない、考えない。

 

イージュー★ライダーを聞きながら、あったかいコーヒーを飲んでいると

とにかく、生きてみようと思える。

 

精神病が落ち着いてきたせいか、気分にムラがなくなり、

激情を起こして、書きなぐりたい!って思うこともなくなってきた。

 

でも、精神が落ちついてきたからこそ、

まだ、リアル社会で試してみたい冒険があって、

それをやると、また、地獄の思いをするかもしれないけど

っていう不安のなかで揺れ動いているの。

一度、引き受けたらもう逃げ道のないようなこと。

 

だけど、たぶん、私は、そのことに足を突っ込むんだと思う。

馬鹿だな。わざわざ安穏とした貧乏生活をぶち壊してまで

冒険を求めてしまうなんて。

 

あの向こうの、もっと向こうへ行きたいのが私。

こまったおばちゃんだな。