女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還

太ったおじさんみたいなおばあさんの皮肉とメロドラマに満ちた遺言。

会社で「ハイヒールを履かないなら、家に帰りなさい。」と命令された話

www.huffingtonpost.jp

 

 しばらく前、ダウントンアビーという英国の貴族と使用人の人間模様を描いたドラマシリーズにはまったのだが、英国の上流階級は身だしなみに非常にうるさく、着替えも一日に5回くらいする。家族だけの食事のときも正装が要求され、「執事」とは別に、衣服、靴、装飾品を選んだり、管理したりも含め、身の回りの世話をするための「従者」が一人一人の家族につくくらいに、服装に厳しい。

 

 その流れを汲んでか、最近、イギリスの職場である女性が、「ハイヒールを履いていないから(身だしなみに問題がある)」という理由で、帰宅をせまられたらしい。

 

 カナダでは「職場(レストラン)でハイヒールを履くように求められていたが、ハイヒールのせいで足から流血し、爪もはがれたため、ハイヒールから平らな靴に履き替えたところ、マネージャーから叱責された。」という女性のSNSへの書き込みから、大きな運動が起き、会社が「女性社員に対して、ハイヒール着用を強要してはいけない。」という法律ができた。これは、カナダでは、法律で歯止めをかけなければならないほど強権的に、働く女性に「ハイヒールの着用」が強要されていたということを意味する。実際に、カナダでは女性社員のハイヒール着用を社内ルールとして定めている会社もあると、テレビで言っていた。

 

 

blog.lalamiamor.net

 

 前回のこの記事で、日本の職場での「化粧」「ハイヒール」「ストッキング」などの強要について、恨みつらみを書いてみたが、「ハイヒール」に関しては、欧米のほうが、はるかに弾圧が激しくてびっくりした。イギリスの例も、カナダの例もSNSで拡散されて、問題になっているので、最近の話だ。

 

 前回の記事が「恨みつらみ」を、ダラダラと書いただけの記事になってしまったので、今回は、なぜ、私が化粧とハイヒールを、こんなにも嫌うのかランキング形式で要約してみた。

 

1位・化粧品・ハイヒールは体に悪いから

2位・職務に必須なものなのに、自費での購入を強要されるから

3位・男女平等の観点から

 

 前回の記事で書いたとおり、私は高校で3年間「化粧品は有毒である」と教えられてきた。その刷り込みも強いが、ファンデーションを塗ると、皮膚呼吸できず肌が息苦しい感じがして、非常に強い不快感を感じる。さらに、口紅をつけると、唇かカッサカサに乾燥して皮がむけてしまう。

 

 唇がカサカサになって皮がむけるという点で、私の肌の健康にとっては有害だと感じている。

 

 ハイヒールも私は足が悪く、そもそもヒールやパンプスを履いて歩けない。正確にいうと、(小学校の時に事故で大けがをしたため)両足首、左ひざ、左あしの筋肉に問題があり、少しでもヒールのある靴を履くと、ペンギンのように両手をあげてバランスをとりながら、ぴょんぴょんと飛び跳ねるようにしか歩けない。そして、無理をしてでもヒールで歩くと、30分くらい歩いたところで、足腰が痛くなり、その痛みはヒールを履くことをやめても2~3日は治らない。もちろんローファーなどのペタンコ靴であれば、このようなことは起こらない。

 

 また、先のとがった細い靴で、なおかつヒールがある靴を履き続けると、サイズが合っていない足先に体重の負荷が集中し、「外反母趾」という病気になる。重症化すると、骨を削る大手術をしなければならないほどの大事になる。

 

 要するに、ヒールはとっても足腰に負担がかかり、体に悪いということだ。

 

 ここまで書けば、男性は、体に悪い化粧やヒールを強要されないのに、なぜ、女性だけが強要されるのか?、男女差別ではないか?と考える女性たちの気持ちを分かってもらえるだろうか。

 

 私自身は、きちんと入浴・洗髪し、髪の毛はまとめてくくり、ピンで止め、必要ならば整髪剤で固めて整える。顔のムダ毛は剃り、わきのムダ毛も処理し、必要なら制汗剤を使い、においやしわのない清潔な衣服を着ている。

 

男性と同程度には身だしなみを整えてるよ?

 

 という意識がある。そこに、化粧とヒールを足さないと、どーしてもダメ?なのと、思うわけなのだよ。

 

 それでも、化粧やヒールくらい、いいじゃん?という人がいるのだとすれば、自分の妻や娘に置き換えて考えてほしい。

 

 自分の娘が塗りたくもない口紅を強要されて、唇がカッサカサになって皮がむけて、挙句の果てには色素沈着で、唇が茶色くなって嘆いていたとしたら?

 

 自分の娘が、履きたくもないハイヒールを履かされて、足腰を痛めて、毎日腰痛に苦しめられていたとしたら?

 

 あなたは、どう考えるのだろうか?

 

 もちろん、ファッションのために、自ら望んで化粧をしたりヒールを履く女性たちもいる。だが、この記事はあくまで「会社にそれらを強要されて困っている女性たち」の話だ。

 私がこんなことを書いている間にも、化粧、ヒールは「身だしなみ」と刷り込まれて、何の疑問も持っていない女性たちや、いやでも拒否できない立場の女性たちが、肌を痛めたり、足に血豆を作ったり、足腰を悪くしていることが残念でならないのだ。

 

◆合わせて読んでいただきたい、化粧やヒールに関する私の意見blog.lalamiamor.net