女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還

太ったおじさんみたいなおばあさんです。キレキャラとおふざけキャラと真面目キャラを分離する才能がないので、丸ごとの自分を出してます。

私は発達障害なの?ストラテラを飲んでみることにしました【2】

 このような記事を書いたら、親切な方が 「ADHDだったとしても社会に適応できる人は治療の必要は無いかもしれないと思った。手元の資料では「職場に馴染むよう手助けする」事がゴールの一つみたい。(今日の精神疾患治療指針第2版 25 成人の注意欠如・多動症」

と教えてくれました。

 参考文献の詳細まで教えてくださって、本当に感謝しています。ありがとうございます。

 

 ただ、自分自身で社会に適応できているのかは判断がつきませんし、何より外で働いていない時の日常生活でも、困っていることが多々あって薬の服用を試してみることにしました。私としても、あくまで試してみたいという感覚だったので、ご指摘の通り、治療の必要がないかも?と感じたら、そのように医師に相談するつもりです。

 このように、参考になるコメントをいただけることは本当にありがたいことです。重ね重ねありがとうございます。

 

 さて、上記のアドバイスから「私は社会に適応できているのだろうか?」という疑問が沸いたので、私が日常生活で困っていることのエピソードをいくつか書いてみたいと思います。これがADHDの症状なのかは患者の私には判断がつきませんが、こういったことで心理的にしんどくなるのは確かです。

 

ケース1

 自転車に乗ってスーパーに行ったのですが、自転車に乗ってきたことを忘れてしまい、歩いて家に帰ってしまうことが頻繁にありました。そして別の日、外出しようと自宅の自転車置き場に行くと自転車がありません。当然です。スーパーに置き忘れてきているのだから。

 一所懸命思い出して、スーパーに置いたのではないかと探しに行くのですが、置いたのではないかと思われる場所に私の自転車がないのです。「ここじゃないのかな?」「撤去されたのかな?」「盗まれたのかな?」「見つからなかったら、また新しい自転車を買わなきゃいけなくなるよ…」と、不安でいっぱいでした。

 思いつく場所を探し、見落としていないか何回も往復して確認しました。ですが、どうしても見つからず、そのことを夫に話しました。すると夫が「一緒に探してあげるから、もう一回行ってみよう。」と言いました。でも、なかったんだけどなーと思いながら、夫とスーパーの駐輪場に探しに行くと、駐輪場を見るなり、「あるじゃん」 と夫に言われ、すぐさま見つかりました。

 要するにスーパーに自転車を置き忘れた挙句に、探しに行っても自分の自転車がどれなのか認識できていなかったのです。視界には入っていたのだけど、自分の自転車だとは思わなかったみたいです。

 財布やケータイだけでなく、自転車という大物でさえ、こんな調子で無くしてしまうのです。財布にいたっては、もらいたての給料を10万円ほど入れたまま無くしたりしたこともあって、トータルで数十万円は落としてますね。たまに財布が冷凍庫の中から見つかったりして、自分の不注意さに本当にガッカリしていました。

 

ケース2

 スーパーに行き、100g97円の豚肉やその他の商品を買って家に帰ったとします。するとなぜか97円の豚肉ではなく、1580円の焼肉用の牛肉が袋から出てくるのです。たぶんですけど、豚肉の隣のケースにあった牛肉を間違えて掴んだんだと思います。

 選ぶ時も、レジを通る時も、袋に入れる時も何回も見ているはずなのに、全く気が付かずに家に帰ってしまうんです。これは何回もやっていて、豆腐とこんにゃくとか、色も形も違うものを間違えて買って帰ることもしばしば。目は豆腐の方を見ているつもりなのに、手はこんにゃくをつかんでるみたいなことなんだと思います。

 また、レジを通るのを忘れて、かごを持ったまま自動ドアから出ようとしたことが何回かあります。ドアが開いたことに気づいて、ハッと我に返って、レジに行きましたが、気がつかずそのままスーパーを出ていたら万引き扱いされるところでした。

 レジを通ってお金を払っても、今度は商品をレジ袋に詰めるのを忘れ、スーパーの買い物カゴに商品を入れたまま家に帰ってしまったことも何回かあります。後日、そーっと返すのですが、そんな自分がすごく情けなくなります。

 

ケース3

 何かの作業をしているとき、急に自分が何をやっているか分からなくなる時が結構あるんです。一番問題なのが、料理をしている時。作業中に、あれ?何をやっているんだったっけ?っとパニックになり、慌てふためき、物を落としたり、こぼしたり、包丁を足先に落としたりするんです。

 このパニックで揚げ物中の油や、煮物のお湯をひっくり返しそうになって、危うく大けがをしそうになることもたびたびです。そういう時に夫が近くにいると、あまりに危険なので「何をやってるの!危ないでしょ!」と怒るのですが、私は怒られたことで、さらにパニックになってしまうのです。

 見るに見かねた夫が「今日は料理は中止!危ないから、もうやっちゃダメ!」と怒るのですが、私はパニックになっているので、夫の声は聞こえているものの、内容を理解できていなくて「夫が怒ってるから、早く料理を終わらせないと」頓珍漢な解釈をして、より一層パニックになってしまうのです。そして、夫がさえぎっているのに「あと、もうちょっとだから。」と無理に料理を続けようとして、揉めてしまったりするのです。

 

ケース4

 ご飯を作ろうと玉ねぎを切っていると、ブログに書きたいことを思いついてしまって、パソコンをつけてブログを書き始めたら、「あ、洗濯しないと明日のシャツがない」とか思いついて洗濯を始めて、と思ったら、あ、明日のお弁当のおかずがないと思いついちゃって、そのままふらふらーと買い物出ちゃったりして、と、もうきりがないの。

 そうすると、まず台所はゴミ箱をシンクのところに寄せたまま、切った玉ねぎはまな板の上に放置、包丁はその辺になげてある。使いかけのボウルや、途中まで作った料理の鍋がコンロに置いてるという状態になってるんです。

 それで、パソコンの電源をつけっぱなしで、洗濯は洗濯物を入れて回しはしたもののふたを閉め忘れていて途中で止まっていたりします。買い物に行ったはいいけど、帰ってきたとたんにパソコン画面が目に入って、食料を冷蔵庫に入れるのを忘れて、衣服をその辺に脱ぎ捨て、パソコンを触り始めてしまったりするんです。

 で、夫が帰ってくると、まず玄関のカギを閉め忘れてあって、「ららちゃん鍵閉め忘れてるよー」と言いながらリビングに来ると、キッチンはひっちゃかめっちゃか、食材の袋がその辺に投げてある、脱ぎ散らかした衣服がある、とかの惨状でイライラし始めるんですよね。

 それでも、しぶしぶ私の脱ぎ散らかした服を洗濯機に入れようとすると、今度は洗濯機が途中で止まったまま放置されているんです。一事が万事そんな感じだから、最初は夫に「ららちゃんは、だらしない!」と、すごく怒られていました。最近は諦めたみたいですけど、やっぱり時々は怒られたり、「だらしない」と言われたりします。

 

ケース5

 特にケース4の状態になる時って思考が止まらない状態になっていることが多くて、次から次へ考えが浮かんでしまって、「ってことは、こうで、となると、こうなるはずで、するとこうなって…」て、ホントに止まらなくなるんです。だから、色んなことが中途半端になるし、一番困るのは、夜、寝ないといけないのに思考が止まらなくなって、いつまでたっても寝られなかったんです。

 寝られないのって体力的に結構つらいんですよね。そう状態かとも思ったので、炭酸リチウムなどの落ち着く系の薬や、睡眠薬、睡眠導入剤も出してもらったんですけど、思考の決壊からくる興奮がすごくて、もう、考え事をやめるには、はてなでも見て、ブコメでも書くしかなくて、夜中にPCをつけて増田を読んだりしてたんですよね。最近は特に。

 

治療すべきか今でも迷っている

 私もADHDのお薬は心理的な依存に陥りやすいと読んだことがあるので、服用を多少は迷っていました。自分は発達障害ではないかと思いながらも医師に真剣に相談していなかったのも、まあ、ある程度社会生活は営めているからいいか、という気持ちがあったからだと思います。

 ですが、やはり、色んな事がうまくできない自分にがっかりして気分が落ち込んでしまったり、夫をイライラさせてしまったことに罪悪感を感じて気分が落ち込んでしまうのが、つらいです。ですから、薬を飲んで楽になれるのなら、その方がいいと今のところは考えています。

  ストラテラを飲み始めて、劇的に良くなったとは思いませんが、上記のようなことが減ったような気がしています。最初は、あんまり変わらないかな?と思っていたのですが、一か月以上飲み続けないと効き目が分からない薬だと言われたので一か月後ほどの飲み続けると、前より自分の行動を制御できるようになった気がします。

  ちなみに、以下の記事の子供の頃から社会人になるまでのエピソードが、私と全く同じなので、私はやっぱりADHDなのだと確信したのでした。

 

 

■この記事のつづきです。