女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還

太ったおじさんみたいなおばあさんです。キレキャラとおふざけキャラと真面目キャラを分離する才能がないので、丸ごとの自分を出してます。

疑ったら「嘘つき!」って言っていいの?

説明不足で嘘認定されるのか?

 説明不足とか説得力不足とかコメントしている人がいたんですけど、「いや、説明は関係なく、一言でも嘘認定はきますよ?」としか言いようがないです。

 

①今日の夕ご飯はカレーでした。

②血圧を量ったら上が50台で、下が30台でした。

 

 私は、この二つの事実をブログに書いたことがあります。これは二つとも事実だと思えば事実だと思えるし、嘘だと思えば嘘だと思える話です。どちらとも、読者の生活に害を与えない報告ですよね。ですが、①のことを疑うコメントはありませんでしたが、②を疑うコメントは沢山入りました。

 なぜ①は無条件で信じられて、②は無条件で疑われるのか?それは②がレアケースだからではないですか?レアケースだからこそ書いているのに、レアケースだから疑われるのがネットの世界です。私は自分の人生にレアなことが起こりすぎているのかもしれませんね。引越し9回とか、骨折5回とか、普通の人には信じられないかもしれませんが、真実ですもん。

 

身近な人なら嘘認定しますか?

 例えば、私の血圧が上が50台、下が30台だった時に、あまりにもその状態が珍しいので、友達にその数値を話していました。

 ですが、友達はその数値を聞いても「嘘だろ。」とか言いませんでしたよ。寝込んでいる私を心配して、定期的に私の家に様子をうかがいに来てくれていた福祉系の友達は「よくその血圧で生きていられるねー(笑)」と皮肉交じりに笑い飛ばしてくれました。

 もう一人の看護師の友達は、「その血圧で立っていられる?」と、心配して聞いてくれました。さすが看護師と思いました。その通りで、その血圧だと、立っているのも、歩くのも難しいんです。だから頻繁に倒れてました。外で倒れたら救急車を呼ばれてました。

 もし、あなたの友達、親、子供が上記の数値を言ったとして、「嘘松ーおつー」って言いますか?普通に信じて心配するでしょ?もし、あまりにも低いので信じられなかったとしても、「それ、本当?何かの勘違いじゃないの?」と聞きますよね。いきなり、「お前は嘘をついている」とは言いませんよね。

 ちなみに若い頃は、もともと低血圧で上が90台、下が50台だった時期もあり、献血を受けてもいい血圧の下限が100で、献血を受けられないことがありました。それが結構ショックで健康に気を付けたり、のちに90に下がったりして、受けられるようになったんですけどね。 まあ、もともと低いんですよ。

 

病気の症状に対して嘘認定されること

 私にとって、血圧が上は50台で下は30台である状態を他人に「嘘認定」されるということは、歩いていて血圧が低すぎて、気分が悪くなってしゃがみこんだら、中年の女性が「大丈夫?」と声をかけてくれた。その時に、「私、血圧の上が50台で、下が30台ですごくつらいんです。」と事情を話したら、「嘘ついてるでしょ!そんな血圧があるわけない。」と怒られたのと同じことです。確かに低すぎるから信じられないと思うのは自由だけど、信じられないからって、「嘘つき」って言うことはないじゃん…という感覚です。 

 医師もその数値が異常値だということで、血圧を上げるための昇圧剤を処方してくれてました。それを飲んだ状態で上が70台、下が50台でした。で、私は当時、大量服薬を繰り返していて、一度にたくさんの薬は処方できないと、2週間に一回しか薬をもらえなかったんです。でも、実際には体がしんどくて、3か月おきくらいにしか病院に行けなくて、薬を飲めていない期間が多かったんです。だから、昇圧剤を飲めない時は、かなり低い血圧だったと思います。

 

レアケースすぎる私

 まあ、このブログは閲覧数がめっちゃ少ないので、燃えた時に嘘認定がひとつふたつ来る程度なので、そういうもんだとあきらめてます。私の人生がレアケース過ぎるんでしょうね。最初の頃に、ネットの事をよく知らずに、思ったことを思ったようにぶちまけて、嫌なコメントをもらったら激怒して、貧困や精神病の現実を知らなさすぎ!!なんだよ、このブルジョアたちは!って、さらに怒って自分の体験を書きなぐったので、そこで私が嫌いになった人もいるのかな?

 そのことは、何回か記事で謝罪してるんだけど、燃えた時の記事しか見ない人は、その謝罪も見てないわけですから、怒り続けてるのかな?と思ったり、いやいや、たかだか閲覧者200~300人のこのブログを、そんなに繰り返し見てるひとはいないだろうと思ったりしてね。

 

コメントに対するお返事

どうして欲しいのか?

「そういう話をしてオレらにどうして欲しいわけ?社会改革?反アベ?共感表明?何れにも該当しなくて「こーゆー戯言なくなって欲しい」の一番銀含有量高い弾丸が「嘘松!」っていう防衛線展開切断でしょ。」

 

 私は政治的なことはよくわからないので、政治的な思想で書いているのではありません。世の中には貧困で多重に障害を持った人がいるので、そういう話を聞いた時は、疑うのは自由ですが、「嘘つき」と言い放つのはやめたほうがいいというお話です。

 また、私のブログの読者は虐待・貧困・精神病などの話で、参考になったと言ってくださる当事者等もいるので、表層的なことだけではなく、より、具体的でコアな現実を書いています。何がしてほしいかと聞かれれば、このような背景や、症状を持つ人たちは理解されにくいので、理解してほしいという一点です。

 確かに各種サバイバーや精神障碍者は、それぞれに扱いにくい特徴を持っていて、それは非常に細かく違っていて、それぞれ個別に対応するのは不可能かもしれません。ですが、その細かいレアケースについて、当事者が発信することは、障害者の理解の普及という意味があると思っています。

 

嘘というより精神病の症状かも?

「同じ人が同一IDで複数のブログを書いているのを発見、ある過去の出来事(A)について、BブログとCブログで著しく異なる内容を書いており、ショックを受けたことがある。恐らく、本人は嘘をついているという自覚がない。」

 

 もしこの複数のブログの筆者が統一人物だとしたら、確かに、自分の知り合いの二面性を見たらショックだと思います。表の顔と裏の顔を見たということなんでしょうから。

 ただ、もしかしたら、これ、精神病の症状ではないだろうか?とも思いました。だから、一概に「嘘」とは言えないと思います。もしかしたら当事者にとっては現実で事実なのではなかろうかと。私は自分自身の精神病の症状にしか詳しい知識はありませんが、精神病棟で一緒になった人たちや自分自身の症状から当てずっぽうに推測すると「統合失調症」「解離性人格障害(多重人格)」「虚言癖」という可能性もありそうかなと思いました。まあ、これは当てずっぽうの推測なので、その方の症状が深刻で、その方が近しいお知り合いならば、その症状について教えてあげて、精神科にかかることをおススメしてもよいかと思います。本人が気づいていないならなおさらです。

 または、すでに精神科にかかっておいでなら、寛解できるように協力するか、ご家族に「このような認知の分離があるようですが、病気が悪化しているのではないでしょうか?」と教えるのがよいと思います。それか、具体的なことを知りたければ精神科にいって、その方の症状は何の病気の可能性がありますか?と聞いてみるとかかな?

 ただ、解離性人格障害については、ある精神科医に「解離性人格障害は存在しないという説もありますからね。フフ」と鼻で笑われたこともあるので、解離性人格障害について知識のある医師を見つける必要があります。

 あるいは、その二面性が苦手なら距離をとるのがよい思います。その二面性ゆえに、あなたの悪口などを書いているとしたら、相談すべきところに相談したほうが良いかもしれませんね。

 正直に言うと、私も「解離性人格障害」の症状が出たことがあります。それは、躁鬱などの症状と同時にあった症状なので、確かあのころの病名は「非定型精神病」だったと思います。

 医師に、「あなたの中には二人の高円寺さんがいて、一人の高円寺さんは素直で物分かりがいいが、もう一人の高円寺さんは頑固で融通がきかない(つまり、人の言うことをきかない)。子供の頃の虐待を受け止められず、つらいことは頑なな自分に押し付けて人格を切り離してしまったのでしょう。」と言われました。

 近しい方の二面性を見ることはショックだったと思います。夫婦共に職がなく、私の母が癌闘病中で、夫がモラハラ気質で理解がないという時期(今は優しいよ)がありました。その頃にも、あまりのストレスで私に人格の解離があり、夫がそれを目撃したそうです。「本当に、性格が別人になる。」「スイッチが入ったら、性格が変わる」と言っていました。夫も最初にそれを見た時はショックだったみたいですけど、途中から慣れたみたいです。

 今は、あの頃より環境が良くなったせいか、今の担当医には「私と話しているときには、人格の解離症状は見られない」と言われました。解離性人格障害の症状や、医師に教わった治し方は後日書いてみたいと思います。

 追記

 思い出したので追記すると、母親でさえも 「この子は嘘つきで手に負えない」と言っていた虚言癖の人が、たまたま出会った恋人に丁寧なカウンセリング を受けて、虚言癖が治ったという例が身近に一つだけあります。 恋人はカウンセリングをしているつもりはなかったようですが、彼に寄り添う会話をしているうちに、2~3年で症状がなくなっていったそうです。 よかったらこの話も参考にしてください。

追記2

 このコメントがなぜか引っ掛かったので考えてみたら、思い出したことがあります。この、症状は私の統合失調症の父親の症状と酷似しています。このコメントでは、ひとつの事柄に対して二つの異なる内容が書かれていたとありますが、私の父の場合はもっと重傷で、ひとつの事柄に対して毎回内容が変わっていました。

 あと、ある時は「この家には吸血鬼がでるので、急いで逃げないと!!」と、私を連れて遠い親戚の家に泊まり込み、迷惑だと追い出されていたのですが、ある時は「やっぱり、家が一番安心できる。」と言ったりしていました。吸血鬼の部分は健常者から見れば明らかに嘘ですし、この二つの言葉は矛盾しています。ですが、父には本当に吸血鬼が見えているのでしょうし、考えや記憶を統合できないのが統合失調症ですから、矛盾した発言が多いのも仕方のないことだったと、大人になったら思えるようになりました。ただ、そのへんのことが分からなかった子供の頃はその症状を見るのが、ただただつらかったです。だから、このコメントをされた方も、つらいだろうなと思いました。

コミュニケーションの大切さ

「現実問題、「悪意・ごまかし・嘘」とは無関係に「認識の齟齬、記憶の改竄、言い間違え、言わないことがある」は前提にしないとヒアリングとか不可能」

 私にとってはこれが一番、しっくりくるコメントでした。人の上に立つ、人を束ねる立場になったことのある人はお判りかもしれませんが、認識がかみ合ってない、ヒューマンエラーで嘘をつく気がなくても、結果として嘘になってしまっている可能性を、捨て置いて、「悪意・ごまかし・嘘」と断定するのは、ちょっと早計だと思います。

 

追記

 まあ、前回の記事で嘘認定する人の考え方や気持ちが分かって、勉強になりました。 私はブログ自体は15年くらい前(?)に始めて、アメブロみたいな「今日はカレー作りましたー。」みたいなところで書いてたからブログ友達もそういう人たちでした。2チャンネルとかは数回見て、怖い所だと思って見なくなっちゃたの。今もツイッターとかもやってないのね。スマホを買ったのも去年だし。

 で、どうも増田とか読んでると、「創作実話」とか「藁人形」とかいう言葉が出てきて、どうも、ネット上では、「創作実話を利用したエグイ戦い」があったらしい、ってことを、今思い出して、そうかー、そういうエグイ戦いで傷ついた人たちもいたんだーと思いました。

 たぶん、私はネットの新参者すぎて、ネットの深い闇の歴史を知らなさすぎなようです。あと、見てた範囲も平和なネット地域だったみたいです。だから、創作増田とかで嘘をつかれてたことでプライドが傷つけられたのかな?という程度に考えてました。ですけど、私が知らないネット地域では、創作実話から勃発する戦争や紛争が起こっていたんですね。そして、素直で真面目な人ほど騙された!という感覚が強くて、深く傷ついたんだろうと解釈しました。当時の様子を知らないけど、ブコメ群とかから推測するに、そういう解釈になりました。

 知らなかったこととはいえ、申し訳ないです。それでも、私は個人の害のない体験日記に「嘘」とか書き込むことには、嫌悪感を持ちます。

 

■ちなみに血圧が低かった頃のことを夫に話した時のお話がこれです。当時の記憶が悲惨すぎて、ふざけながらでないと語れなかったので、夫にふざけて話しました。