女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還

太ったおじさんみたいなおばあさんです。キレキャラとおふざけキャラと真面目キャラを分離する才能がないので、丸ごとの自分を出してます。

保育園騒音被害の重大さと健康被害と愚痴

のコメント欄で、めちゃくちゃトラウマが発動したので書かせてもらいます。

私はこの記事に対して、

「私は保育園騒音の被害者。米軍の騒音と保育園騒音は同じ騒音なのに、保育園騒音に抗議したら心が狭いの?何故騒音を無くそうではなく、我慢しろなの?騒音計を買い訴訟を考えた程に深刻だったのに」

と、コメントしました。

 

 

前提として必ずこの記事を読んでください

 この記事を読まれる方は、必ず上記の記事を読んでください!でないと、絶対話が分かりませんから。

 

私の事情

  当時私が住んでいたアパートは、家賃・立地ともに私には都合がよく絶対に離れたくないアパートでした。ですが目の前に保育園が建設され、保育園騒音で健康被害を受け、泣き寝入りして近くの別のアパートに引越しをせざるを得なくなりました。その状況を細かく書いていきたいと思います。

元々の私の居住環境

 私は低収入なので、もともとアパートの隣に電車が走っているような、立地の悪い安い賃貸に住んでいました。もちろん電車の音もしますし、電車が通れば家が揺れるくらいに騒々しい環境だったんですよね。ですけど、それは全く気になりませんでした。頻度が多くないのと、今思えばですけど子供の声の周波数に比べれば神経に障らないからだったと思います。

 そのような立地も悪く安い作りの物件ですから、上記の保育園騒音被害者のように丈夫な家でもなく、二重サッシでもなく、壁も薄いので防音性なんてありません。安い賃貸の作りなんて粗末なものです。それで、目の前に保育園が建って、ウチは2階(これ重要)に住んでいて、もろにその騒音を受けたわけです。あの苦しみは体験した人にしか分かりません。

本当はあの部屋に住み続けたかった

 ウチは低収入なので家賃は5万円前後までって決めてたんですよ。関東で5万円前後で二人が住める物件がいかに格安で粗末なものか、関東で賃貸暮らしをしたことのある人ならお判りでしょう。夫の通勤、私の通院、通勤の都合、破格の価格、全ての条件がそろっていたあの部屋を出ていきたくはなかった。でも、騒音に耐えられなくて引越しをせざるをえなかった、当然、引越費用の数十万は自腹です。

 引越代を節約するために、一部の荷物を自転車で往復して運べるほどには、そのアパートの近くに引越しをしたんですよ。保育園騒音が理由でね。そりゃ、怒りも沸きますよ。

 

保育園騒音の実情

 保育園騒音は、都会か田舎か、防音設備があるかないか等で世帯や個人によって健康被害の大きさが違います。また騒音対策をしている心ある保育園か、騒音を垂れ流しているタチの悪い保育園かで全く話が違います。だから、「ウチはこうだった。」という話は通用しません。さらに保育園の騒音の話なのに、幼稚園、小学校の騒音と比較して我慢が足りないという人が出てくる始末です。これでは被害者が怒って当然です。そこら辺のことを書いていきます。

学校、幼稚園、保育園の設備は違う

 (上記の増田は幼稚園の話なので違いますが)保育園騒音の話をすると、「ウチの前にも小学校があって…」「ウチも近くに幼稚園があって…」などと言い出す人がいます。ですが、田舎と都会の保育園では園庭の広さが、まず違います。面積に対する子供の密集度が全然違うんですよ。ブコメに幼稚園のグラウンドって書いてあったけど、グラウンドと言えるほどの広さの場所に数十人いる程度なら、私だって騒音で病んでないんですよ。都会の保育園にはグラウンドなんていう気の利いたものはない場合があるです。狭い園庭のみなんです。

 うちの前の保育園では「猫の額」ほどの超絶狭い敷地の遊具に、大量の子供が密集して奇声をあげながら遊んでたんですよ。散らばってないし、狭いは近いはで滅茶苦茶うるさかったんです。

小学校は防音設計だし広い

 小学校は、例えば、南側、東側は校舎で北側は体育館で西側にはブロック塀と防音林というように、グラウンドを囲んで音が遮られる構造に作られていることが多いように思います。さらに校庭が広く、子供がまばらなので、都会の敷地が狭く壁もない保育園よりはるかに静かです。しかも、子供の年齢層、声質や騒ぎ方が全く違いますので、保育園騒音とは全く別の話です。

防音設備は保育園によって違う

 うちの前の保育園は狭い上に防音設備が一切なし。塀もなく、かっすかすの金網ネット。しかも、こちら側も賃貸なので防音設備が一切なしだったんですよ。しかも道幅が狭く保育園に近かったの。しかもウチは2階で騒音が直撃だったんです。

 騒音元が遮音・防音の構造で設計されていない、遮音・防音壁がない、その上に自宅も安い作りで防音機能が全くない状態だと、本当に悲劇なんですよ。

 だから、健康被害が出ない程度の騒音被害の人は、保育園か自宅かのどちらかに多少の防音の性能があると思うんです。

具体的な騒音被害

 あの増田は運動会の騒音の話でしたが、狭い保育園、細い道、目の前の立地なら毎日、一定時間おきに騒音にさらされます。うちの前の保育園は順繰り、数十人ごとに交代で屋外の遊具で園児を遊ばせてたんです。

 で、小学校に上がる前の子供の声って周波数が高くて頭に響くんですよ。ちびっこを育てたことのある方ならお判りでしょうが、ちびっこって一人でも興奮して騒ぐと騒々しいじゃないですか。あの声が、遊具のところに密集して束になって襲ってくるんですよ。

 ようするに、チョークで黒板をひっかくような不快な高周波の声が束になっておそってくるんです。少なくても私にはそう聞こえたんです。隣を走る電車の通過音はうるさいと思ったことはありませんが、大勢の子供のかな切り声は本当にしんどかった。

 さらに悪いことに、私の自宅の前の保育園は園児が帰った後に、スポーツ教室を開催していました。それを狭い園庭でやっていて、ホイッスルの音と男性コーチのがなり声がずーっと続いてたんですよ。この時、子供の声はほぼ聞こえませんでした。ですから、うるさいのは子供ではなくホイッスルと男性コーチのみです。

 サッカー鑑賞される方ははお判りでしょうけど、ホイッスルの音は、あの大きなサッカー場でも響き渡るほどの大きな音です。それおピーピー、ピーピーとずっと吹くんです。さらに、コーチのがなり声も相当なもので、耐えられなくなって、保育園にその件について相談しましたが相手にされませんでした。

 一日に数時間なら我慢しろとか、平日だけなら我慢しろとか無責任なことを言える人は、平日に毎日、会社や自宅の扉の前で数十人の保育園児に、一定時間おきに奇声を数時間ほど叫んでもらってください。数か月でノイローゼになれますよ。

 

保育園騒音の健康被害

 騒音での健康被害と言ったら、頭痛や嘔吐と思うかもしれませんが、個人的には精神的被害が一番深刻だと思います。理由は下記のとおりです。

騒音はキ〇ガイじいさんを産む

 昔ね、自分が保育園騒音被害の真っ最中にネットで保育園騒音被害について調べたんですよ。どうしたらいいのか、本当に深刻に悩んでいたんです。

 そしたら、心無い人たちが、保育園にキチ〇イじいさんが「うるさい!」って乗り込んできて迷惑だ、怖いとか書いていてビックリしたんですよ。いや、確かに急にそんなおじさんが乗り込んできたら怖いですよ。そりゃそうですよ。ですけど私からしてみれば、「いやいや、その老人をその精神状態に追い込んだのは保育園騒音じゃないの?」って思っっちゃたんですよ。「そのおじいさん、騒音のせい(?)で完全に(精神を)病んでる。その状態って、れっきとした健康被害じゃないんですかね?」って思ってしまいした。いや、認知症かもしれませんよ。でも、保育園騒音でノイローゼ気味になっている私には、そう見えたんですよ。

騒音だけが問題ではない

 根本的な問題は保育園から出る騒音なんですよ。だけどね、私からしてみれば保育園騒音で精神が病んでしまうのは、保育園に相談しても相手にされないし、どこに相談したらいいのかも分からなかったし、騒音を解決できそうな糸口が全くなかったからだったんですよ。我慢して、我慢して、相談しても相手にされず、でも引っ越したくないから、さらに我慢して、って2年(もっと?)くらいは我慢してたんですよ。

 結局、私は泣き寝入りして引越ししましたが、もう少し長い間、我慢していたら保育園に「うるさい!」って怒鳴り込んでいくキ〇ガイばあさんになっていたかもしれません。

 少なくとも、ネット社会では、保育園騒音に対する偏った許容と、精神被害に対する偏った偏見・無理解で、負のスパイラスになってたんですよ。それを見て私も「ああ、これは保育園騒音被害を理解してもらおうと思うのは無理だ。」と泣き寝入りを決意したんですけどね。

被害状況の違いによって被害者も分断されている

重度の被害者はごく少数だから泣き寝入り

「うちも幼稚園ではないけど似たような環境に陥ることがある。確かにうるさい。だが、そこでイライラしてたらそれこそ不健康で心が狭い。」

 という、ブコメがありました。

 この方の言ってる「似たような環境」てのが何のことか分かりませんが、「園庭の狭さ」「子供の密度」「保育園の防音性」「住居の防音性」「保育園との距離」の違いで、たとえ同じマンションであっても被害の大きさは違うんですよ。あと保育園は「開園時間の長さ」も、個別に違います。ですから「ウチはこうだから…」は、他の被害者とは全く関係のない話なんです。

  防音設備のない保育園が建ったとして、その目の前のマンションの2階の人と4階の人じゃ被害の大きさが違うんです。マンションなら、部屋の向きだけでも被害の大きさが違うと思うんですよ。

同じ近隣住人でも分かり合えない

 だから、4階の人は平気で2階の人に「それくらい我慢すればいいのに。」って思えちゃうんですよ。私からしてみれば「だったら、この部屋と交換しましょうよ。我慢できるんでしょ?心が広いんでしょ?」って話なんですよ。

 

で、要するに、ウチは

  • 道が狭い
  • 保育園の園庭が狭い
  • 園庭が目の前
  • 園庭に(子供が興奮できるくらい楽しい)遊具がある
  • 保育園に防音設備はない
  • 自宅にも防音設備がない
  • しかも2階で音が直撃

という、悪い条件が全てそろった部屋だったんですよ。で、そういう部屋や一戸建てって、近隣住人の中でも、ごくごく少数なんですよね。だから、近隣住人で結束して「(騒音元または被害者宅の)防音費用の交渉」をするにしても、重度の被害者以外は「面倒だから我慢する。」とか、持ち家の人は「面倒だから自力で自宅に防音設備をつける。」ってなるんじゃないんですかね?

  で、結局お金がなくて自宅に防音設備をつけられない人、賃貸だから防音設備を自宅につけられない人だけが騒音で病んでいくんじゃないですか?私なんかは賃貸だったからまだ引越しっていう逃げ道があったけど、持ち家で騒音の直撃をくらってるのに、諸事情で防音できないおうちってどうしてるんだろ?

同居家族でさえ分かり合えない 

 当時、私は週3~5日、1日3~8時間のアルバイトをしていて、朝~昼過ぎ、夕方~夜の勤務が多く、午前から夕方にかけての保育園の騒音の直撃をくらってたんです。

 だけど、夫は保育園が開園している時間は仕事をしているので、保育園の騒音がどの程度なのか知らないんですよね。だから「まあ、子供だからしょうがいないよ。」みたいな感じで、私が騒音でノイローゼになりそうだって訴えても、分かってもらえなかったんですよね。それくら、保育園騒音被害は断絶があるんです。で、結局、誰も分かってくれない…ってノイローゼを悪化させていくんです。

保育園の建設を反対されないためには?

 もし私が一戸建てを買ったとして、目の前に防音対策皆無の保育園が建つとしたら絶対に反対します。じゃあ、保育園騒音の被害者の私が保育園建設に賛成できるようになるためには何をしてほしいかを書いてみます。

私が思う解決策

・保育園側の遮音・防音

 または

 騒音被害者側への遮音・防音設備の全額補助

・(賃貸なら)引っ越し費用の全額補助

などで絶対に騒音被害がないと分かれば建設に賛成します。

 要するに、公害レベルの騒音から逃れたい、ただそれだけなんですよ。元記事のブコメにウチも似たようなとか書いてありますけど、似てません。どうして言い切れるかというと、ブコメの人たちが受けた騒音被害は公害レベルではない様子だからです。恐らく、騒音元か住居(自宅)側に、ある程度の防音設備、防音性能、騒音対策、があるんですよ。気づいてないだけで。

 この体験から、保育園全体に遮音・防音設備を設置するとコストがかかりすぎるという話なら、(ピンポイントで絶大な被害を受けてる)被害者世帯のほうに防音を施せば、低コストで済むかもしれないとも思いました。

 

騒音問題の解決なしに建設反対は防げない

 これも結論から言うと、保育園騒音で健康被害が出てる人に対して「子供のためなんだから我慢しろ」っていう人がいるから、保育園建設の反対運動がなくならないと思います。

 「保育園を建設したいから、うるさいけど我慢して」ではなく、「騒音問題は起こしません。起ったとしても必ずすぐに対策しますし、対策出来なかったら賠償金を払います。」くらい言ってもらわないと、持ち家なら絶対に建設に反対する自信があります。

 「ゴミ処理場は必要だから、臭くても我慢して」って言われて賛成しますか?「臭いを出しませんから建てさせてください。」って約束してもらわないとイヤじゃないですか?私は疑い深いので、それでも「本当に臭いは出ないのですね?臭いは絶対に出さないと書面で保証してくれたら考えます。」って言うと思います。保育園騒音は、被害経験のある私からしたら、それくらいの脅威なんですよ。 

 

結局あきらめるしかない現実

「うちの真向かいが幼稚園のグラウンド。自由時間に集団でテンションMAXになった子達の全力金切り声は中々の破壊力です。でもどうにもならないからなぁ。」

 というブコメもありました。

 ほらね、幼稚園の騒音でさえ、「どうにもならない」ってあきらめてるでしょ?本当は騒音元または被害者に遮音・防音設備を設置してもらって、騒音なく快適に過ごせるようにするのが人権なんじゃないんですか?(人権のことはよく分かんないけど。)

 「許容」「許す・許さない」「心が広い・狭い」「神経質」「過敏」とかって、被害者を責めてるうちは、絶対に保育園建設を反対する人が出ると思います。騒音被害者の心に寄り添ってくれないなら、子供を預ける側の心に寄りそう余裕なんて持てませんよ。

 騒音被害から自分を守るので精一杯になっちゃいますよ、そりゃ。実際に健康被害が出るんですから。

テレビで見た解決策

 ある保育園が騒音被害対策のために、子供が外に出る時は大声をあげさせないという訓練をしていて、あれくらいの配慮のある保育園なら近所にあってもいいと思いました。

 具体的には、子供が興奮しそうになったら、すぐに先生が「ニンニン」と注意し、それを聞いた子供たちは、両手を忍者のように合わせて小声で「ニンニン」とささやき、大声を出さないという訓練を受けていたのです。だから、ああウチの目の前の保育園みたいにタチの悪い保育園ばかりではないんだとも思えました。

近隣に迷惑をかける保育園かどうかの判別ができない

 私だって、保育士に連れられて、普通の音量で話しながら散歩しているちびっこに腹を立てたことなんてありません。束になっておそってくる高周波の奇声で健康被害を受けてるわけです。だから、遮音・防音以外の方法だったとしても、ちゃんと対策をとってくれるなら文句はないんです。運動会やイベントの練習で、音楽、人の声をスピーカで大音量で流す行為が数日間続く程度の騒音なら我慢してましたよ、実際に。でもタチの悪い保育園は防音設備どころか、防音の努力をしますという姿勢すらないし、相談しても相手にしてくれないんだもん。

 で、上記の「子供嫌い」の人の記事内で「区と園が言ってた防音対策する約束なんてすぐに破られました。」って言うのを見ちゃうと、誰を信用したらいいの?ってなるんです。私自身が騒音元の保育園に相談しても、相手にされなかった経験があるので、信用できないんですよ。

 私は、低能すぎて、このような体験や愚痴を書くことしかできませんが、制度設計とか立法に詳しい人は、なんか考えてよーと思ってます。また、まとめ方が分からないので、急に終わります。参考になりそうなリンクを下に貼っておきました。 

おわり

◆ブコメに保育園騒音被害の体験談をいただいたので追記