セクハラに遭いやすい地域・文化について

 私は最初この記事に、

「セクハラされてる側がホステス並に気を使って、かわしてあげなきゃいけないの?「私は女性であなたは男性なので触らないでいただけますか?」で良くない?小規模なら、揉めた時に確実に増田が辞めることになるのに」

と、コメントした。

 

 まあ、私は割とプライベートや職場で中の良い同僚、上司、社長の前でギャルキャラになることが多いので、特に抵抗はないが、セクハラに関しては毅然とした態度が良いと思う派。そもそも、私は気が強そうに見えるのでセクハラを受けにくい。ないとは言わないが。

 この記事を見て思ったんだけど、まずこの記事自体の対処法は勘違い男にロックオンされる前の回避方法としては効果があると思う。職場に入ってすぐに、こういうキャラを定着させて、そもそも男性にロック・オンさせないという手法だ。

 だが、元来おしとやかな女性がこれを演じるのはかなり無理があり、ずっと演じ続ける労力だけで疲れちゃいそう。そもそも、こういうキャラは元来お調子者でないと演じきれないと思う。もともと、おしとやかな女性がいかにコギャルキャラを演じたところで、上品さや優しさが漏れ出ちゃうと思うんだよね。例えば、美智子妃殿下がギャルを演じたとしても演じきれなさそうということ。

 多分、一回、魅力的な女性だと男に認識された後に、急にキャラを変えても効果がない、または「そんな安い女だとは思わなかった。」とガッカリされ、嫌がらせを受ける可能性が高まるようにしか思えない。嫌がらせは受けないまでも、それまでの優しさはなくなる気がしてならない。だって、目的があっての優しさだから、目的が達成されないと分かったら優しくなくなるのって当然だよね。

 

 で、元来おしとやかだからこそ、こういうことをされやすい、つまりはロック・オンされやすいのよ。別段、弱い女性が悪いみたいな意味合いで言ってるわけではないのよ。自分に自信がなく、性に対する欲求不満のはけ口を会社の地位や年齢や立場が下だとみなした女性にしか向けられない男達は、おしとやかな女性を好む習性があるの。拒絶されなさそうとか、反撃されなさそうと意識的にか、無意識的にか思っているのもあるだろうけど、何故かそういう男はおしとやかで優しい若い女性を好むのよ。逆に気が強そうな女性とか、派手な女性をあまり好まない気がする。いや、実際には好んでいても気が引けて声をかけることができないだけかもしれないけどね。

  で、そういう自信のない男達は誰かに許容してほしいだけだから、どんなに優しい言い回しで、お付き合いや肉体関係をお断りしても、どっちにしても逆恨みするタイプが多い気がする。典型的な勝手に期待して、勝手に裏切られたと思っちゃうタイプね。人間関係の作り方が下手過ぎて、ちょっとでも優しくされたら、俺に気があるんだろと思ってしまうタイプ。

 

 あと、こういう事をするもう一つのタイプは、表向きには根拠のない自信がありすぎるように見えるんだけど、内心はコンプレクスの塊みたいな男。何故か自分はそこそこモテると思っていて、俺はただ大人の女を口説いてるだけって本気で思ってる男ね。で、実際にこういう男がモテているかというとそうでもなくて、多少女性にご縁があった程度。まあ、実際に容姿か、財力か、地位か、何らかの魅力があったりはする。けど、無意識にだろうけど、自分の容姿や財力や地位がモテ男ガチ勢と比べると劣っているって、ちゃんと気づいていて、自分より格下(弱い)とみなした女性にしかちょっかいを出さない男。

 ちなみに、格下ってのは、勘違い男達が勝手にそうみなすだけであって、実際に格下かどうかは関係ない。

 そして、こういう男達がセクハラだと怒られたら、全力で「俺は悪くない。」と言いたいがために、「あいつのほうから誘ってきた。」とか、「なんだよただのシャレじゃん。」とか、「子供かよ!」とか、「カマトトかよ!」とか、必死の言い逃れをしようとする。

 それで、セクハラ被害者に二度目の被害を与えるなどと思いもせずに平気で言うよ。自分を守るために必死だからね。そもそも一回目のどこがセクハラか分かってないんだから、二回目の加害に気づくわけもないのだが。まー、その卑怯さと醜さったらありゃしない。

 

 こういう男にロック・オンされないためには、男性との心理的距離感を近づけないことが重要だと私は考えている。物理的な距離感もさることながら女性が男性のセクハラ被害から自分を守るためには、徹底した敬語や無表情などでスキを見せず、心理的な距離感を離しておくのが一番手っ取り早いと考えるのだ。そして、この方法は自分自身の人間として、労働者として、女としての評価が下がるリスクが低いとも考えている。

 ただこれも少し都会的な職場の話で、未だに少しでも田舎になると「愛想(あいそ)至上主義」がはびこっていて、「(無料で)調子よく、笑顔で、他人の相手をしてあげることこそが正義」みたいな風潮がある。そして、そういった地域では、「女は愛嬌」などと言われ、愛嬌は礼儀やビジネスマナーの一つのようにさえ扱われる。ので、地方の女性労働者達は良く言えばニコニコ、悪く言えばヘラヘラ笑っておかなければならない事情がある。

 そんな状態で、笑えば「俺に気がある」と勘違いされ、セクハラだと訴えれば「お前がヘラヘラと愛想をするからだ。」と自己責任を問われ、じゃあ無愛想(無表情)でいますねと無表情でいると「(女なのに)愛想がない。」と怒られ、で、結局どうしろと?という地域があるのよ。

 

 話を元に戻し、心理的距離を遠く取るために徹底した敬語、無表情で仕事をするとする。それだと自分の評価が下がるじゃんという人もいるだろう。だが、自分も相手も人間だし一緒に仕事をしているので信頼できる相手かどうかは半年もすれば分かってくる。悪く言えば、最初は善人ぶっていても化けの皮が剥がれてくる人もいる。

 私自身は(職場によるが)仕事で初対面の相手に対しては、最初は全ての人と心理的距離をとり、言葉だけでなく行動が信頼できそうな相手のみ、小出しに自分を見せていくようにしている。私はこの段階ではまだ本音までは話さない。ただ、一言、二言、こういうことを言ったらどんな返事が返ってくるかな程度の心情を吐露してみたりはする。それで、冷静な返事が返ってくれば、もう一歩踏み込む、それでさらに冷静な返答が返ってくればもう一歩というふうにする。

 コツは、自分から見て優しく見える、自分の味方をしてくれる、自分に都合がいいという理由で関わる相手を選ばないこと。最初は冷静で客観的な人と親しくなって、そういう人達と親睦を深めていくうちに、優しくしてくれるようになった、かばってくれるようになったというのが理想的だと感じている。恐らくだが、これはごくごく一般的な人間関係の作り方だと思う。人間関係の作り方がおかしい人は大概、人を信頼しなさすぎか、人を信用し過ぎかのどちらかのように見える。

 今はこんなことを言っている私だけど、未だに人との距離感がちょいちょいおかしいし、精神疾患が重症だった時とは言え、やさしそうな善人に見える人にうっかり騙されたこともある。本当に人を騙す人の鉄壁の演技というものは、そうそう見抜けるものではないと感心してしまった。

 

 あ、ちなみに酒を断る手段として男女ともに有効なのは「ドクターストップなので飲めません。」と、周囲の社員や上司に聞こえるような大きな声で言うこと。これを伝えられているのに、酒を強要する人がいたり、周囲がそれをとめない会社なら、そういう体質の会社ということ。働き続けて自分が上に上がって会社の体質を変えるのもよし、辞めて違う会社で働くのもよしって感じかな。

 また、つらつらと思いついたことを書いてしまったので、急に終わります。またねー。

 

◆こちらの記事にも勘違いおじいさんのメンタリティを書きました。

blog.lalamiamor.net