女だから言えること

中高年のおばちゃんの脳内を日記がてら綴っております。

思い込みからくる誤解について思うこと

 

 「思い込みからくる誤解」について、今でも覚えていることとして、小学校高学年の時の出来事があります。

 ある日、小学校で「今日は分担で学校の裏庭と体育館を掃除することになりました。A班は裏庭、B班は体育館の掃除に行ってください。」との指示がありました。私はB班に所属していたとしましょう。

 そして、私はB班なので放課後に体育館の掃除に向かおうとしていました。すると担任の先生に呼び止められ、「よそのクラスの屋上の掃除の人数が足りないので、屋上の掃除を手伝って。」と言われたので、私は屋上の掃除を手伝いに行きました。その日はそれで終了したのですが、翌日、学校に行き、同じB班の洋子ちゃんに話しかけると、あからさまに怒っていて、私の呼びかけを無視するのです。

 私は何のことか分からず「どうしたの?どうして怒ってるの?」と聞くと、やはり無視。とにかく口を開いてもらわないと事情が聴けないし、事情を聴きもせずに、こちらも怒るというのは相手と同じ行動で、あまり褒められた行動ではないのでやりたくない。ということで、私は洋子ちゃんの説得にかかりました。

 「洋子ちゃん、どうしたの?何も言ってくれないと分からないよ。どうして怒ってるの?私が何かした?何か嫌なことをしたなら謝るから、何が悪かったか言って。」といった類のことを言いました。

 すると、洋子ちゃんは「自分の胸に手をあてて聞いてみれば?」と、やはり怒った口調で言ってきました。何も教えてくれず、その上「いいから、あやまって。」と言ってきました。

 正直、「なんだよ…これ…」と心の中では思いましたが、きっと何か誤解があって、こうなってるんだという私の考えは変わらず、「今、全部思い出してみたけど、何も洋子ちゃんを怒らせるようなことをした覚えがないから、本当に分からない。教えて。おねがいだから教えて。」と懇願しました。そして「悪いことをした覚えがないのに、謝れない。」とも言ったと思います。

 

 洋子ちゃんは自分の考えが正しいと思い込み、理由も伝えず、私に謝罪を要求してきましたが、あまりに私が謝罪に応じず食い下がるので、やっと怒っている理由を教えてくれました。

 

 洋子ちゃんは「昨日体育館の掃除に来なかったよね?さぼったよね?そういう人だと思わなかった。」と言いました。「えええええええ!洋子ちゃんの中では私が掃除をさぼってたことになってるんだぁあああ、まじかぁあああ!」と、内心でとても驚きました。そりゃ怒るわ…と。

 

 私は先生に急遽、屋上の掃除に行けと言われ、屋上の掃除に行ったことを話しました。すると、洋子ちゃんは「私はそんな話は聞いてない。」とさらに不愉快そうにしていましたが、「それなら先生に高円寺さんに屋上の掃除に行くように言いましたか?と聞いてみればいい。絶対に間違いないから。」と伝えました。すると、洋子ちゃんの態度が軟化し「本当に?」と、私の話を受け入れる体制になってきました。

 

 洋子ちゃんは少し意地になっている部分もありましたが、「私も、屋上の掃除になったことを洋子ちゃんに言わなくてごめんね。」と、その点の過失について先に謝ったので、洋子ちゃんの意地も少しほどけて、「知らなかった…ごめんね。」という流れになり、一件落着しました。

 

 これは小学校時代の話ですが、大人になっても自分の思い込みで誤解をし、相手にヒアリングすることもなく断罪する人は少なくありません。

 

 私自身は、相手が自分に不快感を与える行動をしたなら、なぜそのような行動をしたのかをヒアリングするのがコミュニケーションの足掛かりだと思っています。相手がかたくなで、こちらの説得を全く聞き入れない場合はどうしようもないので関係自体を切りますが、私自身の周囲では(もしかしたら私自身が聡明な人だけを選んで関わっているのかもしれませんが)時間をかけて話し合えば誤解が解けることも少なくありません。

 もちろん、自分の損得や、自分のわがままが最優先で、相手の言うことなんて全く聞き入れない人というのも存在します。そういった人たちは「自分こそが正しい」と思っているので、まあ、まず人の言うことは聞きません。ですから、プライベートなら関わらない、職場なら立場の高い人が力で押さえつけて言うことを聞かせるという方法で対処されることが多いのが現実でしょうね。

 

 さらにネット社会というのは情報を発信する場であり得ても、相手の細かい事情についてヒアリングできる場ではないと私は感じているので、ネットで誰かとコミュニケーションを取ろうという気にはなれないのが私の心情です。

 また、相手の人柄というのは会話内容のみで判断できるものではなく、日常の生活態度、行動パターンを見ないと分からないものです。言っていることとやっていることがバラバラな人というのは非常に多く、口では何とでも言えるものなので、なおさら、ネットで見える部分がその人のすべてだと思うのは危険だと感じています。たとえその人がネット上で善人に見えても、悪人に見えても、それは一部分にすぎないという意味でです。

 

 あいかわらず、思ったことを垂れ流してしまいました(;'∀') 無理くり結論を付けるとするなら、組織やコミュニティで活動しなければいけない場合は、「ヒアリング」「話し合い」「説得」というスキルは必須だよなーと思ってしまうってことかな。

 

おわり

 

 

合わせて読みたい記事