女だから言えること

日記&遺言

希望が持てる今日このごろ

 私は18歳で親と絶縁しましたから、その頃から「財産」を築かなければ将来ものすごーく困るという恐怖心とともに生きてきました。実際、父と祖母はお金がなくて非常に悲しい人生の最後でした。お金がないだけでなく、人望もなく友達もいませんでしたから、親族に「やっと死んでくれたか…」と言われてしまうほどに悲しい最後でした。

 自分の親がそのような死に方をすると、人様に迷惑をかける前に死にたいというふうな考えを持つようになってしまいすね。ほら、はてなにも安楽死希望の人たちがいますが、やはり一等親にひどい加害行動の家族がいたりしますね。家族に「この人、生きていても人に迷惑しかかけないもんなー」って人がいたら、ああいうふうになる前に死にたいって思うのは当然だよなーって勝手に共感したりしてます。あ、自殺したいって思ってたのは小学校までなので、それ以降は自殺願望は感じたことはないのでご心配なく。

 母については、40代から働き始めて正社員なのに手取りが10万円をきっているというワーキングプアでしたが、戦時中を体験している人ですから、欲がなく、10万円の年金でも彼女なりに楽しく過ごして死んだので、まあ、まあ良い人生だったのではなかろうかと思います。

 子供としては色々な思いはありましたが、素直で可愛らしい人だったし、誰から見ても明らかに頼りなさげな人でしたから、周囲の人からほおっておけないと思われやすい人でした。ですから、同じ建物の人やヘルパーさんとも仲良くなってしまって、葬式にもそのような方たちが来てくれて、号泣してくれました。私の人懐っこさは母譲りかな?と思ったりもします。

 

 私は今現在、諸事情で山奥に来ておりまして、地元の方々と交流して非常に楽しんでおります。私自身が田舎出身なので「山菜が好きだ」と話すと、地元の方々が「じゃあ、山菜の群生地を教えてあげるよ。」とあちこちに連れて行ってくれました。

 ええええええええええええええええ!いいのぉおおおっ?と素直に甘えさせてもらって、楽しんでいます。

 

f:id:koenjilala:20190710110035j:plain

せりです。もうこれくらい大きくなってしまっていると、硬いし苦味とかエグミが出るのでおいしくはありませんが、もっと早い段階で摘めば美味しく食べられます。

 

f:id:koenjilala:20190710110107j:plain

どくだみです。私は葉っぱだけを摘んでお茶にしていますが、地元の人達は茎からポキっと折って、花も茎も全部乾かしてお茶にしてます。

 

 たけのこもあるよと言われ、「へ?たけのこはもう終わってるじゃん?」というと、「都会の人は春の筍しか知らないけど、たけのこはこれくらいに育っても、先っぽのほうはたべられるよ」と、150センチくらいに育った竹を指して教えてくれました。もう、ここまで育っていると、正確にはたけのこではなく竹ですよね(;´Д`)

f:id:koenjilala:20190710112857j:plain

 これが竹の先端を切り取ってくれたものなのですが、「ええええ!だって、こんなに大きい竹だと、どこらへんまで食べていいのか分かんないよー。」とゴネると、「色だよ、色。このくらい黄色ければ食べられる。切ってみて中が青くなってたら硬い」って教えてくれました。

 

f:id:koenjilala:20190710112932j:plain

これが、食べてもいい先端部分の色ね。このくらい大きくなってしまった竹の先端部分は、筍と違って「アク抜きをしなくても良い」という便利な情報も教えてもらって、めちゃ感心してました。

 

 教わってしまうと、探すのが楽しくなってしまって、泊まっている建物の周囲なんかを注意深く見てたら、

 

f:id:koenjilala:20190710110229j:plain

 普通に宿泊施設の前によもぎが群生してました…都会で売っているよもぎ餅って色だけでよもぎの味も匂いもしないなーと思っていたので、地主さんに許可を得て摘んで帰る予定です。ちなみに、よもぎって上から10cmくらいのところまでしか摘んじゃダメよ、と教えてもらいました。下の方は毒があるとかなんとか…

 

 あとは、クレソン、みょうが、コゴミの群生地も教えてもらいました。

 

f:id:koenjilala:20190710111411j:plain

ちなみに宿泊してるのは、こんなかんじのとこね。で、こういう感じのとこを物色してると、電信柱の下のとこに

 

f:id:koenjilala:20190710110049j:plain

どーん。スペアミントが群生しておりました❣ あまりに大量に生えていたので、ま、まじか…って感じでした。

 

これ、もしかしてスペアミントがめっちゃ生えてるんじゃないの?と思って建物の周囲をウロウロしてると

f:id:koenjilala:20190710110127j:plain

ペパーミントまで見つけてしまいました…こちらは、本当に少ししか生えてなくて残念。

 

 で、嬉しくなって地元の人に「ミントみつけたあああ!」と報告すると、「ああミントは生えてるよ」と言われ、なーんだ知ってたんだ…とガッカリ。だけど、地元の人はスペアミントの存在はしっていてもペパーミントの名前は知らなかったようで、「ペパーミントとスペアミントの両方が生えてた」という話をしたら、「あれはミントじゃない。ハッカだよ」って言われちゃいました。

 でも、「え、でもあれはペパーミントのはずなんだけどな…」と思い、ネットで調べると、ペパーミントは西洋ハッカという日本名があるようで、地元の人は「スペアミント=ミント」「ペパーミント=ハッカ」と認識していることが分かりました。

 私はふきが大好きなのですが、フキは少し離れたところにしか生えていないそうで、今回は断念。でも50代以上のおじさんとおばさんで集まって、ワイワイ言いながら山菜を採るのがめちゃ楽しかった。

 

 今回、山菜の詳細を教えてくれた人は、私同様に田舎出身だけど都会で働いていた人で、「ああ、私、お金がないと苦しい老後になるのかと思ってたけど、こういうところで山菜を採りながら生活すれば、食うには困らないなって思えて、少し安心した。」という話をしました。

 すると、その男性も「わしもそう思うよ。ここなら食うには困らんね。」と言ってくれて、本当にホッとしました。その男性は60代中盤で単身でこの地に来た方ですが、地元の人同然に上手く溶け込んでいる方なので余計に安心できましたね。

 趣味は競馬とかのギャンブルだそう。男性っぽい趣味だねって話をして二人で笑いました。本当に楽しい時間でしたし、視点を変えれば老後の不安も少しは減らせるなって思えた体験でした。