女だから言えること

中高年のおばちゃんの脳内を日記がてら綴っております。

ギリシャ人男性に口説かれて、食事に行ったお話(20年前)

 実は、ワタクシ、外国に住んでおりました時に、ギリシャ人の方々と御縁が多くて、ダンスや音楽を楽しませていただいてたんですよね。ちょっと、その思い出について書いてみようかな。

 

素朴なギリシャ人男性のお誘い

  まず、行きつけのカフェが、ギリシャ人の方が経営しているカフェで、その経営者の友達の男性と私が、なんでかは忘れちゃったんですけど仲良くなっちゃって、よくお話するようになったんですね。

 それで、「僕の友達が、ギリシャレストランやってるから一緒に行こうよ!」って、

何回か連れていってもらったの。

 

 ダンスが生活の中に溶け込んでいる文化圏では,お酒が入ると踊り始める人が出てくるのはご存知の方も多いでしょう。そのギリシャレストランのギリシャ人の方々も、お酒が入って楽しくなってくると、みんな店の真ん中に集まってきて、手をつないだり、肩を組んだりして、こんなふうに踊り始める人達だったの。

 

 私もステップが分からないのに手を引っ張られて列の中に連れて行かれちゃって、踊りに混ぜてもらいました。みんな見事なステップで、ギリシャ人なら誰でも知っているステップなのかしら?日本でいうところのジェンガとかマイムマイムみたいな感じかな…と思ったのを覚えています。簡単そうに見えて、案外複雑なステップだったような気もします。

 小さなレストランだから1列に並んで踊るわけにはいかず、15人くらいで手をつないで輪になって踊るんですね。で、音楽が佳境入ってくると、みんなでぐるぐるぐるぐる踊りながら回るの。その回るスピードが早くて「あああああ、目が回るぅうう!目が回るぅぅうう!」と日本語で叫びながら、曲が終わったと同時に果てました(笑)

 

ギリシャレストランのオーナーのお誘い

 それとは別のお話で、今度は、その国で販売員として働いていた時、毎日お店の前を通る50代くらいの男性がいて、私に好意を持ってくださったらしいの。勤務先の近所のギリシャレストランのオーナーでギリシャ人の男性だったんですね。

 まあ、勤め先がご近所ですし、毎日、私が働いている店の前を通るのでご近所づきあいということで、あいさつくらいはしていたんです。そうしたら、彼は毎日毎日、日本円にしたら一粒100円くらいの少し高級なチョコレートを、私の分だけでなく、他のスタッフのぶんも買って持ってきてくれるようになったの。私と食事がしたいと。それも、私にそういうふうにいうだけでなく、同僚にも「彼女と食事がしたいんだよ。」と訴えるものだから、もう大変。

 

 

  素直にご好意のチョコレートはいただきつつ、デートはお断りしてたんですけど、そうしたら、おとなりのフランス人の経営するショコラティエの一粒300円のチョコレートまで持ってきてくれるようになって、私自身も「あー、一回くらいは食事に行かなきゃいけない雰囲気だな―。」とは、思い始めていたんです。

 だけど、それよりも何よりも、同じお店で働く他のスタッフも高級チョコをもらっているわけですから「らら、さすがに一回くらいはデートしてあげたら?」みたいな感じで、まわりから固められたというか、まわりを買収された形でデートせざるを得ない雰囲気に。でも、ふたりきりでデートというのもはばかられるので同僚の女の子と私とあなたと3人で食事ならOKよ、ということに。そして、彼が経営しているというギリシャ人レストランに行きました。

 

ギリシャ人の男女がセクシーすぎて驚いた

 行ってみると、まあ、100人は収容できるような大きなレストランで舞台まであって、ちょっとしたバンドがいて、歌手の女性が舞台の上でギリシャ音楽を歌ってるんですね。どうも、その土地のギリシャ人の方々の社交場のような場所らしくてレストランの雰囲気はこんな感じでした。

 

 それで、デートに誘ってくれたギリシャ人男性が、「ギリシャでは男性が女性のためにダンスを踊るんだよ。」と教えてくれました。みんなで手をつないで踊る踊りとは違って、とってもセクシーだなぁーって思いました。

 

 

 

 その時、舞台の上ではこの結婚式の動画みたいな感じで、女性を一人立たせて、彼女のために男性がダンスをおどっていました。曲が終わると男性がひざまずいて、女性に手を差し出したんだったか、花を一輪差し出したのだったか忘れてしまったんですけど、男性が女性にひざまずいて、愛情表現するなんて、しかも、それを沢山の人が見ている舞台の上でするなんて、情熱的すぎて、ドキドキしちゃいました。私もまだ若かったのでね。

 

 お食事をもりもりといただいて、ダンスや音楽を堪能して、シレーっと、タクシーでおうちに帰ったワタクシだったのですが、同席してくれた同僚が食事をおごってくれたお礼にそのギリシャ人男性に私の電話番号を教えてしまったらしく、そのあと、何度かの電話攻撃に合いましたが、まあ、今となれば、楽しかった思い出です。

 ああ、あれはもう20年以上前のはなしなんだなーと、しみじみしちゃます。今となっては、若いころに無鉄砲に色んなところに顔を出して色んなものを見た経験というのは、私の考え方や物の見方の土台になっていると思える今日この頃です。

 私自身は20代でこのような体験をしたので、現在の若い人たちにも色んな体験をしてほしなって思ったりします。別段、国外に足を延ばす必要などなく、国内でも文化の違う地域に住んでみると、いかに自分の視野が狭小だったか気づくことができると思うのです。私自身も国内で動き回り、国外に住んだりしたことでその土地土地の文化を知り、自分の視野の狭さや、考えの浅さに気づけたので本当におすすめです。

 

おわり

 

行きつけのカフェと、親しくしていたそのカフェのギリシャ人オーナーはこちら。