女だから言えること

日記&遺言

外国の安酒場の喧嘩の説明

 これを見て、外国での安酒場の様子を思い出したので書いてみる。

安酒場ではわりと喧嘩が起こる

 外国の安い酒場ではちょいちょい男性同士の殴り合いの喧嘩が起こります。これは安酒場限定です。そもそも欧米では下流は下流が行くような店に行くし、中流は中流の行くような店に行き、上流は上流の行くような店に行くので、飲食店も住み分けされているように思います。逆に、日本みたいに安酒場にそれなりの階層の人がいるのはすごいことだと思います。日本は安酒場でも治安が良いので、そんな状態になってるんだろうなーとか思ったりします。

 実際には外国でなくても、日本の外国人が集まる安酒場でも喧嘩は起こっていたので、外国人が集まる+安い酒場ってのは喧嘩が起こりやすいのかもしれませんね。

  少なくともシドニーでは、中流以上の人が飲みに行くような酒場やレストランで喧嘩は見かけませんでした。私の友達の彼氏が、パリ出身のガチガチのプライド高すぎのパリっ子で、安酒場、マクドナルド、スターバックス、ちょっと小洒落たランチが1500円くらいのカフェでも「あんな庶民が行く店には入りたくない。」と絶対行かない人でした。外食するなら知名度のあるホテルのレストランとか、高級レストランしか絶対に入らない人だったのよね。だから、彼らと食事する時はどうしてもちゃんとしたレストランに行くしかなかったのよね。欧米の異常にプライドの高い人らは絶対に下流の飲食店には入らないの。当たり前ですけど、そういう店は静かですわ。本当に。

 シドニーではそんなに極端な人は(住み分けされてるから?)彼しか出会わなかったけど、イギリスやフランスの上流層だと「sale」つまりは、日本語でいうところの「バーゲン」と書いてある店に入るのは下品だからダメ、とか細かいルール?マナー?があるみたいよ。私は庶民だから関係ないけど。

  誤解のないように書いておくと、パリっ子がみんなプライドが高いわけではないですよ。貴族やそれに準ずる家柄の人や、それを気取りたい人らのプライドが高いだけです。友達の彼氏も、親がそれなりに成功してるビジネスマンで貴族並みにきどりたいから、そういう行動パターンだっただけです。

ガラの悪い酒場とは

 当然ですが、安い酒場にはガラの悪い人たちも来るわけです。で、安い酒場というのはどういう酒場とかと言うと、カウンターに行って注文すると、ビール瓶の栓を抜いて「ドン」っと出され、その場で現金で支払い、立ち飲みをするような酒場です。ちなみにグラスなどは提供されず、瓶を口にくわえて飲むスタイルです。イスやテーブルも少しはありますが早いもの勝ちです。

  日本人からしたら、瓶ごとお酒を出されて、なおかつ立って飲むのであればお金を出すのを躊躇する人も多いかもわかりませんね、サービス大国でおもてなしの国ですから。だけど、欧米は合理的ですからそれなりの面積を食ってしまうテーブルや、落ち着いて座れる椅子や、ビールを注ぐためのグラスが欲しければ、もっと高い店に行けっていうことです。たぶんね。チップ制度のある国だと、おもてなしされたければ、チップをはずめってことでもありますね。

 安い酒場だと、それらの一切が省かれますから、そういうサービスなんです。あ、ついでに店員の愛想もないですよ。個人的に仲良くなれば明るく接してもらえますが。たぶん、日本人でビジネスビザで外国に駐在するような人は、こんな安い酒場に行かないと思うので、日本人でこんなガラの悪い酒場に出入りしてる人がいるかどうかわ分かりません。少なくとも私が行っていた店には日本人男女はいませんでしたし、東洋人の男性はいましたが女性はいませんでした。女性客は元々少ない上に、白人女性ばっかりだったような気がする。

 私はうっかりやさんだし、近所のカフェでバイトしている、高卒の男の子たちとも遊んでいたので、こういう酒場にも行っていました。

 

 

喧嘩の原因は女がらみが多かった気がする

 そしてこういう酒場ではちょいちょい男性の殴り合い、つかみ合いの喧嘩が起こります。酔っ払ってますから、理由なんて些細なことです。私が見た喧嘩はほとんど女がらみです。 その酒場にいる女性にどっちが先に声をかけた、とか、その場にいる女性にしつこくしている男がいて、それを止めに入った男性が喧嘩を売られたりとか。あるいは、男性客がガールフレンドを連れてきていて、男性側が席を外した時に、他の男性が単身だと勘違いして声をかけちゃったとか、ほんとに些細なこと。私も実際に女友達1人、男友達2人と飲みに行ってて、男友達が席をはずした時に、たまたま新しく店に入ってきた男性2人組に声をかけられましたから、あるあるですね。

 んで、ビール瓶を片手にお酒を飲んでますから、ビール瓶がそのまま凶器になるわけです。そのままビール瓶で殴ってもかなりのダメージですが、中にはビール瓶を叩き割って、そのギザギザで相手を刺そうと(するような素振りを)する人もいますから。あれには驚きました。良く一瞬であんな「鋭利な武器を作ろう」と思いつくな…と感心しました。

 

人種差別発言も大きな喧嘩の原因

 女関係以外の揉め事の原因は、酔っ払った勢いでの「人種(国)差別的な発言」が原因の喧嘩です。特に白人達はグループになると、他の国や肌の色の違う人を酔った勢いで冷やかす話で盛り上がりやすいですね。で、たまたま白人の男性がファッ◯ン・インディアンと言った真後ろに、インド人グループがいたとか、そんなようなことです。それでインド人の人が「誰がファッ◯ンだって?」ってなって、不穏な雰囲気に経営者が「喧嘩なら外でやって!」と怒って、白人グループとインド人グループがおもてで喧嘩を始めるみたいなことです。

 安酒場の白人男性は肌の色だけで差別発言をするわけではありません。白人に対しても差別発言をする人もいます。例えば、海兵隊員をバカにしている人、イギリス人でオーストラリア人をバカにしている人 フランス人でアメリカ人をバカにしている人、英語圏の人で英語が下手な人をバカにしている人などなど、色々な組み合わせです。

 

日本人は言わないレベルの皮肉や嫌味を言う習慣

 あの人たちは、元々、口が悪いのにお酒が入るのでもっと口が悪くなります。私もルームメイトのニュージーランド人が、かなりインテリジェントでアジアに対して理解のある人だったのに、好きな日本人女性に振られた時に八つ当たりされて「日本人の女はみんなこういうやり方なのか!?」と、絡まれました。まあそんな感じです。

 いや、そのルームメイトは小さな会社の社長だったので外向きには品行方正ですよ。ですけど、私って人から気を許されやすいというか、甘えられやすいタイプで、八つ当たりとかされやすいんでね、そのルームメイトもほかの人にはやらないような八つ当たりを私にしてきたわけですよ。

 

 まあ、これらの話は外国でもガラの悪い酒場の話で、中流以上の人はそんなことはやっていないと思いたい。少なくともシドニーのもうちょっと値段の高い、ラテン系のサルサバーや、バンドのいる音楽クラブに行った時は客層も良かったし、喧嘩もなかったので、やっぱり住み分けができてるのかな?と思います。

 ちなみに、音楽を聞くようなお店に行くときはドレスアップしなくちゃいけなかったのを思い出した。当然、喧嘩なんて起こらない雰囲気でした。

 

おわり