女だから言えること

老いとともに。

いつまで生きられるだろうか?

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 毎年、冬になると遠方からお誕生日プレゼントを郵送してきてくれる友人がいます。彼女とは、もう25年来の友人です。

 私は変わった子供でしたし、そもそもあまり学校に行っていませんでしたから、高校までは友人らしい友人はほとんどいませんでした。自分の内心の世界に閉じこもっていて、友達なんて必要ないと本気で思っていました。

 ですが、大学や職場では生涯の友となるような友人達ができ、本当に人間関係には恵まれている人生です。未だに定期的にやりとりしているのは主に職場で知り合った友人達で、やはり、利害の絡んだ争い事の多い職場の切羽詰まった状況で、自分がどのようにふるまい、相手がどのようにふるまうかは、人間性の評価の大切な指標になるのだろうなと感じてしまいます。

 この誕生日プレゼントを送ってきてくれた友人も、25年前にえげつない職場で助け合ったことが縁で長きに渡って友情を育んだ仲です。

 私の好きなチョコレート屋さんのチョコレートと、私が好きなフランス菓子屋さんのお菓子と、私が好きな瀬戸内寂聴さんの日めくりカレンダー。何も言わずとも、自分の好きなものを分かってくれている人がいるというのは、本当にうれしいことです。

 瀬戸内寂聴さんも98歳になられ、死支度をはじめているとテレビや著書でおっしゃっています。私自身も今年は癌を患い臓器を摘出したので、寂聴さんも私もあとどれくらい生きられるだろうか?と、センチメンタルな気持ちになったりもします。

 ですが、老化が始まり、癌という病気を体験してみて思うのは、今までも、今現在も、本当にたくさんの人に助けられ、励まされ、生きているということ。日々、全てのことに感謝しながら、残された人生を生きたいと思います。

 みなさんの人生も、よりよきものになるよう心からお祈りしています。

 よいお年を。

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