圧力をかけて素材を調理する圧力鍋は短い時間で調理ができ、時間もお金も節約できるとご存知の方は多いと思います。また、「はてなブログ」で話題の勝間さんのホットクックも自動調理なので便利そうですね。
でも、私が使っているのは圧力鍋でも、自動調理鍋でもなく保温調理鍋の「シャトルシェフ」です(‐^▽^‐)
随分むかしに、テレビの節約番組で土鍋保温調理の方法を放映していました。肉じゃが、カレーなどの煮込み料理を土鍋で沸騰させるまで煮て、その直後にバスタオルと新聞紙で包み、発泡スチロールの箱に入れ、土鍋の保温効果を利用し、おつゆの熱で具材を調理するという方法でした。
これはこれで節約になるのですが、これをそのままやるとなると、土鍋は重いし、発泡スチロールの箱は邪魔だし、タオルでくるんだりが面倒。
中年から老年に進みつつある私には管理や収納がとても不便。
そこで、「土鍋+タオル」と同じ原理(魔法瓶の原理)で作られている保温鍋=「シャトルシェフ」が、我が家では活躍中なのです。
圧力鍋は短時間で調理できて、いいにはいいけど、本当におだしの味がしみ込んだ料理が作れるの?ということが分からず購入をためらっていました。それに、圧力鍋は、かなり高い圧力をかけて調理する鍋なので、発達障害でうっかり屋さんのワタクシですと、目を離したすきに爆発させかねないなぁという不安もあり、圧力鍋ではなく保温鍋を買いました。
また、ホットクックは結構な加熱時間を要しそうなのですが、その間ずっと電力を使い続けるわけですから、調理時間の節約にはなっても電気代の節約にはならず、現金収入の少ない我が家には不向きです。
手前の内鍋を火にかけて、沸騰したら後ろの保温釜にポンと入れるだけ(^-^)
ウチの汁物、煮物料理のほとんどはシャトルシェフで作られています。ですから夫婦二人暮らしだった時でさえ、三食自宅で作っていても冬以外のガス代は2000円前後でした。台所のコンロとお風呂のガス代を合わせて、だいたいこんな感じです。お風呂につかる習慣がなかったのもガス代の節約になっていたかもしれません。
例えば、里芋と鶏肉の煮物。里芋と鶏肉を醤油、砂糖、だし汁(面倒ならめんつゆ)につけて、沸騰させたらすぐ保温釜にいれて、思いだした頃に竹串が通るかどうか確認して出来上がり。本当に沸騰するまでしか加熱しないし、圧力鍋と違って時間を管理しなくていいのでずぼらな私の節約にはぴったりなお鍋でした。
あまりに使い勝手が良く、ガス代もびっくりするくらい節約できるので、もう一個買って2つのシャトルシェフをフル活用していました( ´艸`)
初期投資の費用としては少し良いお値段がしますが、その後の光熱費の節約分を考えたら、充分にもとはとれます。シャトルシェフはIHにも対応しているので、コンロがIHでも大丈夫です。
我が家のシャトルシェフは一番上の写真に載っている2台ですが、15年前くらいに買ったものなのでずいぶん昔に廃版になってしまいました。最近は、色んなキッチンスタイルに合うように、デザインが豊富になってきています。こんな赤や黄色の目がチカチカするような色ばかりではないのよ…(私が買った頃は、この二つの色と銀色しか売っていませんでした。)
■私が買ったシャトルシェフは、3リットルタイプですが、単身者用の小型サイズや、大家族向けの大型サイズもあるので、お料理の量に合ったサイズを購入することをおすすめします。
3リットルサイズはこれくらいのお値段です。